稲川淳二の怪談で一番怖い話、「生き人形」をここに投下する(2/2)

稲川淳二 生き人形

画像:getnews.jp

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 人形劇が好評だったのと人形にまつわる怪奇談が面白がられ、人形とともにプラスαに出演した稲川淳二だが、その生放送中にとんでもない心霊現象が立て続けに起こり、スタジオが混乱の渦に巻き込まれてしまうのだ。その時に視聴者から

「男の子の幽霊が写っている」

という電話が全国から十数本あったというのだ。番組は進行不能に陥るしスポンサーは飛ぶわで番組自体は散々な結果になった。

 後に怪談モノの企画「お前ら行くな」シリーズでも活躍中の北野誠が、あるラジオでこのことについて触れている。彼によると、今でもプラスαで使われたスタジオには御札が貼ってあるのだそうだ。

 あの放送があった日、「男の子を見た」という目撃証言がスタッフの間で次々と挙がった。大道具や音声にとどまらず、演者専用通路の受付嬢や、番組ディレクターなど数々の関係者が男の子を目撃している。それ以来、スタジオの至る所に御札を貼ってあるのだそうだ。北野誠は実に生々しい感想を述べている。

 「幽霊ってホンマにいるんやな…。」

 新耳袋の著者、中山市朗もこのことについてラジオで触れている。彼は怪談作家であり職業柄、心霊現象を研究している。そのスタジオを訪れた際には、幽霊がみれるのならと思って御札を剥がしても良いかとスタッフに聞いた所、断固拒否されたそうである。理由は男の子が出る、というものだった。幽霊の存在を確かめるのに御札を剥がすのが一番手っ取り早い方法であったのだが、スタッフが許可しないと嘆いていた。

 生き人形の中でもう一つ印象に残っている部分がある。それは存在し得ない1枚の写真である。
 
稲川淳二の生き人形の写真
画像:ameblo.jp/hiroaroma

 この写真の下の男はもちろん稲川淳二である。そして中央の少女人形、これが生き人形である。問題なのは人形を担いでいる男である。彼は現在の稲川淳二のマネージャであるが、彼は稲川淳二とは一回も舞台を一緒に演ったことがないし、そもそもこの人形と絡んだことがないというのである。つまり、撮った覚えのない存在し得ない写真なのだ。

 この写真を一度、あるお寺にお焚き上げに出したことがあるそうだが、数日経ってお寺の方からお焚き上げを拒否されたそうである。

 稲川淳二の生き人形は現在も色々な形で波紋を呼んでいる実話怪談である。1999年、稲川淳二が厚生年金会館で語った生き人形をぜひご覧頂きたい。
 
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