【インド】生まれつきしっぽのある「神」と崇められた少年が下した一大決心とは!?

海外 インド しっぽの生えた少年

画像:Mirror

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人間と動物との違いと言えば色々ありますが、人間には尻尾がないという事もその一つと言えるかも知れません。ところが、インド北部に位置するパンジャブ州には、7インチ(約18cm)もの立派な尻尾を持つ少年が実際に存在するのです。

神として崇められた少年

10cmの尻尾が生えた状態で生まれた、現在14歳になるArshid Ali Khan君は、4歳の時に実父を失くし、その1年後に実母は他の男性と再婚したため、実質的には祖父のIqbal Qureshiさ
んによって育てられてきました。そんなArshid Ali Khan君の元には、彼をヒンズー教における猿の神様「ハヌマーン」の化身として、崇めにやってくる人々が後を立ちませんでした。
彼の元を神と崇め訪れる人々

しっぽの為に歩けない

「神様」と崇められ、人々から多くのお布施を受ける立場にあったArshid Ali Khan君でしたが、実は「神様」の証明であるその尻尾のために歩行困難な状態であり、いつも車椅子での移動を余儀なくされていたのです。
歩行が困難なために車椅子で生活するArshid Ali Khan君

神から普通の少年へ

「神様と人々からは崇められているのに、自分で歩く事も出来ないなんて…。」もしかすると、Arshid Ali Khan君の中にはそんな複雑な思いが心の奥底にあったのかも知れません。そんな彼のところに、尻尾の切除手術の話が持ち上がりました。本来ならば、元気に友達と走り回ったりスポーツに熱中するお年頃のArshid Ali Khan君。尻尾の切除手術に関して、周りからの反対の声もありましたが、彼の祖父がArshid Ali Khan君を後押ししました。
しっぽ切除を行う病院

そうして、それまでずっと周りの人々から、「神様」と呼ばれることに居心地の悪さを感じていた彼は、神様から普通の少年に戻るために、7時間にもおよぶ尻尾の切除手術を受けることにしました。

彼と本当に彼の将来を心配する温かい家族の願いが届いたのか、手術は無事に成功しArshid Ali Khan君は生まれてはじめて、普通の14歳の少年として周りの人々から接せられることになりました。手術後、クラスメイトに混じってはにかんだ笑顔を見せる彼の表情は、以前彼が「神様」であった頃よりもいきいきして見えます。
しっぽ切除に成功

インドには昔から奇形の人々を崇拝の対象にする風習が存在しますが、その風習のために手術を受けたくても受けられない立場にいる人々が多いそうです。しかし、今回Arshid Ali Khan君が手術を受け入れた事は、経済的な問題や縁起を担いでのことなど複雑な問題が絡み合って、結局は手術を受けないまま短い一生を閉じなければならない、そんな奇形を持つ人々が一歩踏み出すための勇気を与えるものとなったのではないでしょうか。

出展:Mirror
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