【快挙】エイズとの戦いに終焉をもたらす「モザイクワクチン」が1年以内に臨床実験

モザイクワクチン エイズ 病気 治療

画像:maidplus.jp

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エイズウィルスとの戦いに終焉をもたらすと言われている「モザイクワクチン」が、一年以内に人体による臨床試験に入る見込みであるとして注目されています。
モザイクワクチン
画像:MailOnline

ロス・アラモス・ナショナル・ラボラトリー(アメリカ、ニューメキシコ州所在)のベット・ケルバー博士は、このプロジェクトに20年間取り組んできました。ケルバー博士は「我々の研究は急速な進歩を遂げています。HIVは1種類を投薬しただけでは、それにあわせて変異し無効化してしまう性質を有するので、一度に3ないしは4種類の投薬が必要でした。」と語っています。
ベット・ケルバー博士
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エイズを引き起こすHIVウィルスは、大部分がタンパク質でできており、体内の免疫機能を破壊、感染症や腫瘍を発生しやすくするものです。従来のHIVワクチンは、免疫系を刺激し、ウィルスのタンパク質内における特定のアミノ酸の増加を察知するように作られていました。

しかし「モザイクワクチン」は、コンピュータによって生成された複数の配列のタンパク質合成によって構成されおり、それらが様々なHIVウィルスノの突然変異性に対応するよう、人体の免疫系に働きかけます。ケルバー博士とLANL(ロス・アラモス・ナショナル・ラボラトリー)の共同研究者たちが持つ膨大なダータベースを統合して出来上がった、数十万ものHIV断片情報を内蔵しているのです。

毎日、7,500人が感染し毎年200万人もの命を奪っているエイズですが、このワクチンによって、25年にもわたる治療法の開発に結論がもたらされるものと期待されています。これまでの全てのワクチンが失敗に終わってきましたが、「モザイクワクチン」は初期段階におけるコンピューターモデルにおいて、自然界に存在するHIV遺伝子の機能を上回っていることが確認されています。

昨年のマウスとサルの実験において、強い免疫反応が得られたことにより、その効果が証明されました。ケルバー博士はエイズで2人の友人を失っており「この研究に人生を懸けてきました。動物実験の成果は、人体実験をするに値するほどのすばらしいものでした。」とその今後の期待を語っています。

元記事
Is an HIV vaccine imminent? Scientists to begin trialling breakthrough drug 'next year'

 
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