【全国グルメ日記パート5】うなぎのせいろ蒸し@九州

うなぎのせいろ蒸し 九州

画像:ぐるなび

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「串打ち三年、割き八年、焼き一生」と言われるほどうなぎは奥が深いもの。

うなぎの調理法は日本の各地域やお店で大きく異なりますが、大きく分けると関東風と関西風が主流。

関東風のうなぎのさばき方は背開き、焼き方は素焼きの後で蒸しまた焼く。蒸すことで不用の脂肪を除き、皮と味が柔らかくふっくらするんですね。

関西風は腹開きに直火焼きです。パリッとした歯ごたえを楽しむ方はこちらです。

そんな魅力あふれるうなぎを今回は福岡県柳川を中心に紹介します。それは東西には無い柳川の「せいろ蒸し」を知っていただきたいからです。

この調理法はここだけの限定だからこそ足を運ぶ価値ありですよ。
 
国内のうなぎの養殖生産量は鹿児島県が一番になって10年以上になります。隣の宮崎県も3番目の生産量と九州はうなぎの最大養殖地域です。

もちろん養殖だけが急に始められたわけではなく、昔からうなぎが獲れる環境にあったことが養殖を盛んにした要因と思われます。

うなぎ王国の九州の中でもうなぎの美味しさを今も守り続けている場所の一つが福岡県柳川です。
 
福岡県柳川市の川下り
画像:ウィキペディア

福岡県南部、筑後地方の南西部にある柳川。有明海に面した海抜の低い柳川一帯は、海と川が入り混じる水郷の街で、市内には多くの運河がはりめぐらされています。

昔には天然のうなぎが生息するのに適した土地柄であったことが容易に納得させてくれます。今は旧城下町を張り巡らしている運河を船下りの観光船が行き来し、多くの観光客が訪れています。そして柳川名物のうなぎ料理に舌鼓を打ちます。
 
まずは老舗創業300年を超えるの「本吉屋」。茅葺屋根の一軒屋で長い年月の重なりを感じる佇まいです。
 
画像:blogs.yahoo.co.jp

開店前からお店には行列がいつもあります。お店の外にはかば焼きのいい匂いが漂っています。そして店内は、和室がいくつもあり落ち着いた雰囲気に包まれてます。

元吉屋は柳川で「うなぎせいろ蒸し」の献立を初めて作り出したお店です。
 
画像:食べログ

せいろ蒸しとは、タレをまぶしたご飯の上に、かば焼きにしたうなぎをのせ、さらに金糸卵をあしらって、蒸しあげる料理です。柔らかく香ばしく蒲焼とタレが十分行きわたったご飯が一つなって口に広がるおいしさは最高です。
 
柳川川下りの下船場の前に店を構えるのは「若松屋」は安政年間の創業。
 
画像:ameblo.jp

こちらも炭火焼きのうなぎを乗せたせいろ蒸しが一番の人気メニュー。もちろん通常のかば焼きもあります。
 
画像:61053114.at.webry.info

関西風の直火焼きで表面はパリッとした食感。ややとろみのあるたれがご飯にもかば焼きにもふんだんにかかってます。
 
福岡博多で長年うなぎの食通に人気の店は「柳川屋」です。
 
画像:r.gnavi.co.jp

九州最大の繁華街中洲でかば焼きの店を戦後まもなく開業し食にうるさい博多っ子も賞味する人気のうなぎ専門料理店です。

国産のうなぎは関東背開き、長年工夫を重ねて作り上げ、熊本阿蘇地方でとれたお米を使い、職人が手焼きで一枚一枚丁寧に焼き、素材と人の技が作り出す数々の絶品うなぎ料理を供しています。
 
画像:ぐるなび

また、せいろ蒸し、蒲焼以外にもひつまぶし、おこわ料理、うなぎの笹むしなど取寄せもできおいしいうなぎの味を楽しむことができます。
 
東西問わずうなぎ料理には日本人の知恵が伝承されているようです。福岡でも長年うなぎを愛してきた人々によってせいろ蒸しに代表されるうなぎの美味しさが守り続けられています。
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