【実話怪談】誰にでも視える時はある!?川に流される女の子の正体・・・ッ!

実話怪談 川に流される女の子 オカルト

画像:nubobo on flickr

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ある夏の夜のことです。

私は友人のK君、S君、そしてK君の弟のU君を自宅に招いて男4人で遊んでいました。私は酒を飲めませんが、K君、S君は酔いつぶれ寝てしまいました。いつ2人が目を覚ますかわかりませんからこの隙に買い出しを兼ねたドライブに行くことをU君に提案しました。

私が運転し、助手席にはU君が座りました。深夜0時を回り、もうすぐ1時になろうかという時間です。田舎のコンビニは車でも10分以上かかります。飲み物とお菓子を買い込んで真夜中の田舎道を走ると大雨で流れの早い川の近くまでやってきました。川は増水して濁った水が流れています。

橋の上まで車を進めたとき、川岸に掴まる白い手のようなものが私の目に留まりました。私は驚いて急停車し窓ガラスを開けて橋の下を覗き込みました。しかし、白い手のようなものは見えなくなっていました。

もしかしたら、誰かが川に落ちて流されたのではないかと思いました。消防署に連絡した方が良いのではと考えましたがU君は見ていないというのです。木の枝やビニール袋を見間違えだということでその場を後にしました。

ドライブを再開し10分ほど進むと川沿いの道に差しかかりました。私が川の水面に目を遣ると、今度はハッキリと、水際で岸に生えた草に掴まる小学生くらいの女の子の上半身が見えました。あの子はさっき見た手の主で、ここまで流されたに違いない。車を止め大急ぎで土手に下りようとしました。その瞬間、U君が私を引き止めるのです。

「何するんだよ!早くしないと、あの女の子が川に流されちゃうだろ?お前も一緒に助けろよ!」

そう声を荒げる私に、U君は川には誰もいないと諭します。

それでも私は必死で手を振りほどいて土手を駆け下りようとした、その時です。U君が大声で叫んだのです。

「アレは人間じゃない!行ったらダメだ!」

その声で私が我に返って水面を見ると、女の子がその眼を睨みながら水の中に沈んでいったのです。U君はいわゆる「視える人」でした。

U君は、はじめから判っていたのです。私が女の子を見たときU君は見ていない、見間違えと言ったのはその場を離れれば女の子(の霊)も諦めると思ったからだという。

もしU君が助席にいなかったら、酒に酔って寝ていたら私は川の中へ引きずり込まれてこの世にはいなかったでしょう。
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