UKのEU離脱の影響が思わぬところで意外な人たちを苦しめる?!

画像:理珠(りじゅ)の部屋へようこそ

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2016年6月23日、イギリスが欧州連合(EU)を離脱するべきかを決める国民投票が実施されました。投票の結果は、残留派が約48%、離脱派が52%と僅差ながら離脱派の勝利に終わったのは記憶に新しいと思います。

この国民投票の結果には世界が驚かせられました。ただ、この結果はイギリスが抱える現在の問題を浮き彫りにしたとも言えます。EUは多くの外国人労働者をイギリス国内にもたらし、国民の雇用を圧迫している現状があります。

イギリス人の抱える不満が噴出した結果といえるのです。

このEU離脱はイギリスに拠点を置くビジネスに大きな影響を与えるでしょう。その中でいち早く動いを見せた人たちがいます。イギリスに拠点をおく弁護士たちです。

イギリス弁護士たちの憂鬱

EUを離脱することでイギリスを拠点に活躍する弁護士たちが困惑しているようです。なぜなら、イギリスがEUから離脱するとなると、EU加盟国間の争いでイギリス人弁護士の立場が弱くなるからだそうです。

そこで彼らがとった行動は、アイルランドへの脱出です。

弁護士がアイルランドへ脱出

EU加盟のアイルランドに移れば従来のEUの法廷で対等に勝負できるというわけです。

イギリス大手の法律事務所はイギリスのEU離脱後も業務が続けられるようにアイルランドに拠点を移し開業を申請中だそうです。

主な法律事務所はすでに国民投票が行われる数週間前から移転準備を進めていたことも明らかにしています。彼らは、アイルランドでの共同事務所設立、イギリスの優秀な弁護士獲得を急いだんだそうです。

国民投票前後に、219人のイギリス人弁護士がアイルランドの弁護士協会に登録を認められたそうです。これは2015年の70人をすでに大きく上回っています。

弁護士協会によると、その最大の理由はEU離脱が可決されたことだそうです。

弁護士規定によると、イングランド、ウェールズ、北アイルランドで弁護士資格を取得したものは、アイルランドでも弁護士として活動することが許されています。

それは同時にヨーロッパ諸国にも助言することができ、またルクセンブルグの権威ある裁判所に対して異議を申し立てることもできます。

またEU専門の弁護士たちが国際企業のクライアントたちの法的部門にこれからも継続して対応していけることを明示していく必要があった、と説明する法律事務所もあります。

楽観視するマジックサークル
の弁護士たち

ロンドンを拠点とするマジックサークル(イギリスの五大法律事務所の呼び名)の弁護士たちは、離脱の影響に関しても楽観的な見解を示しています。その理由は、アジア諸国やアメリカに重点を置くことを優先しているからといいます。

イギリスやヨーロッパ諸国が将来不安定になった時、前向きな対応ができると予想しています。

国際関係に詳しい法律事務所の経営者の場合、イギリス内での業務は全体の35%のみであるために全体としてのダメージは少ないと強調しています。しかし、EU離脱に対して「歴史上最も大きな分裂」と発言していることから今後の対策は視野に入れていくことでしょう。

参考資料
afr.com
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