日本の有名な心霊スポット、北海道の常紋トンネル

常紋トンネル タコ部屋 心霊スポット 北海道 オカルト

画像:ghostmap.net

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日本史上最も陰惨な歴史があるといわれている場所をご存知でしょうか?

それは北海道の常紋トンネル(じょうもんとんねる)です。

常紋トンネルは、JR北海道石北本線の生田原駅と西留辺蘂駅(にしるべしべえき)の間にある常紋峠下を通ります。

全長507メートルのトンネルは約3年の歳月を掛け1914年(大正3年)に開通します。しかし、それまでには「タコ部屋」という人権を無視した過酷な労働環境で働く肉体労働者たちの姿がありました。

陰惨なタコ部屋の労働者たち

画像:えんがる歴史物語

タコ部屋(またはタコ部屋労働)とは、戦前に行われていた労働者を拘束し、過酷な環境下で働かせる肉体労働のことをいいます。タコ部屋の「タコ」とは、他の地域から騙されて雇用された労働者を「他雇」と呼んでいたという一説があります。

主な労働者層は、斡旋業者に「簡単な仕事だから」と騙されるケース、半ば人身売買のように売られたケース、本州から出稼ぎに来た者などさまざまです。

常紋トンネルの建設作業は、標高約347メートルの雑木林の広がる人家の全くないとても困難な場所でした。この作業を強いられたのが、タコ部屋の労働者たちだったのです。

彼らの労働環境は、1日15時間も働かされ、休みは1日もありません。給料も食事代もほとんど支給されず、寝るときも監獄のように監禁されていました。このような重労働と栄養不足から病気など倒れる労働者は、治療されることも無く体罰を受けたということです。

そんな厳しい労働環境の中で、逃げ出す者も後を絶たなかったようです。しかし、捕まってしまった脱走者は殴られ、蹴られ、ひどいときには、裸で木に縛り付けられるというリンチも行われたということです。また労働者が死ねばそのまま現場近くに埋められたといいます。

当時の村民たちの噂として、山菜を採りに山に登ると草むらの中で人の頭蓋骨や手足の骨など骸骨に足をとられると伝わっていました。

常紋トンネルで起こった怪奇現象

画像:blogs.yahoo.co.jp

完成した常紋トンネルには、当初から奇妙な噂が地元の人々の間でささやかれていました。

トンネルが完成して間もない年のある夕方、蒸気機関車が常紋トンネルに入ると機関士の目の前に頭から血を流した男が立ちはだかり、「危ない?」と思った機関士はすぐに急停車します。すぐさま機関車を降りて辺りを調べますが誰もいません。

機関士は見間違いだと思いまた機関車を走らせますが、しばらくするとまた目の前に頭から血を流した男が立ちはだかっているのです。機関士は、再度急停車しますが、その男の形相が目に焼き付き離れません。

ついに機関士は目をつむりそのまま停車させてしまい、後方の機関車が追い付いてしまいました。事情を知った後方の機関士が、前方の機関士と運転を代わり機関車を動かしたという事件がありました。

トンネルの中だけではありません。常紋トンネル付近でも奇妙なことが起こりました。多くの乗客が息苦しそうなうめき声をたびたび聞いたという情報もあります。

また常紋駅に勤める駅員は、本人や家族がノイローゼや原因不明の病気に罹るといわれており、ある駅員の奥さんがトンネルの中で機関車に飛び込み、自殺するという痛ましい事件も起こりました。

明るみとなる事実

画像:1968年十勝沖地震

そのような事件が続く中で、1968年(昭和43年)にマグニチュード7.9の十勝沖地震が起こります。大地震により常紋トンネルの壁面が損傷し、改修工事が行われました。

すると、トンネルの入り口付近や山の斜面などからおよそ100体あまりの人骨が発見されました。

発見された人骨は、折れたり砕けるなど暴力による損傷があるものばかりで、常紋トンネルの建設時に犠牲となった労働者の凄惨な実態を明らかにしました。

現在、トンネル工事殉難者追悼碑が建ち供養されていますが、未だに常紋トンネル付近の怪奇現象は続いているそうです。

参考
恐怖の泉.com
homepage2.nifty.com
ウィキペディア
 
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