アメリカ犯罪史の未解決事件、D.B.クーパー事件について迫る!?

D.B.クーパー事件 ハイジャック事件 未解決事件

画像:Aiky RATSIMANOHATRA on flickr

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1971年にアメリカで起きた身代金20万ドル(約1億円)を要求した旅客機ハイジャック事件、通称「D.B.クーパー事件」は、未だに解決されおらず、アメリカ国内で有名な事件のひとつです。

D.B.クーパー事件は、これまでのハイジャックの犯人像とかけ離れた紳士的な振る舞いと、パラシュートで逃亡するというドラマチックな展開に当時のアメリカの人々を魅了しました。今回は、アメリカで注目されたD.B.クーパー事件についてご紹介します。

ノースウエスト航空11便(ボーイング727-100型)は、ワシントン発シアトル行き旅客機に乗員6名と乗客36名を搭乗させていました。事件は、離陸後に1人の男性が客室乗務員の女性にメモを渡したことからはじまります。

客室乗務員が受け取ったメモは、「爆弾を持っている。身代金20万ドルとパラシュート4つ」という脅迫文でした。男性はバックにダイナマイトを所持していることを告げます。この男性は「ダン・クーパー」と名乗り、後のアメリカ犯罪史に名を刻むハイジャック事件の犯人です。

旅客機は、シアトル・タコマ国際空港に緊急着陸します。要求された身代金20万ドルとパラシュートと引き換えに乗客全員、客室乗務員2名が解放されます。犯人は行き先をネバダ州リノへと変更し、再び旅客機は離陸します。犯人は、午後8時に旅客機の後部にあるエアステア(昇降用階段)からパラシュートを着用して現金を持ったまま飛び降りました。

数年後に身代金の一部が着地点付近と思われるコロンビア川で発見されました。犯人は、川に流され溺死したと噂されましたが、死体は発見されておらず、また生存も確認されておりません。

当時、犯人と思われる有力人物は、リチャード・マッコイという元軍人の男でした。彼は、元軍人から爆発物処理に長け、スカイダイビングのインストラクターでもありました。そして目撃されていた犯人の人相とも酷似していたことから事件の犯人像に一番近い人物だったのです。

また彼はD.B.クーパー事件の翌年に同様の手口でハイジャックを行い逮捕され服役していました。これでD.B.クーパー事件の解決の糸口が見えたように思われましたが、リチャード・マッコイは脱獄し、潜伏先でFBI捜査官に射殺されてしまいます。リチャード・マッコイがD.B.クーパー事件の犯人なのかはわからず、事件は再び迷宮入りとなりました。

2011年には「約10年前に老衰で死亡した男性がクーパーである」という証言が出てきたことからFBIも捜査に動きましたが、未だ明らかとなっていないことから真実には辿り着けなかったようです。一刻も早い事件の解明を期待したいですね。

参考
gigazine.net
ww5.tiki.ne.jp
blogos.com
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