映画『タイタニック』に隠された古代の難問!!究極の選択にどうする!?(2/2)

タイタニック カルネアデスの板 トロッコ問題 映画

画像:Michael on flickr

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カルネアデスの板

一隻の船が難破します。乗組員は海へと全員投げ出されます。

男は溺れないように壊れた板切れにすがりつきます。

すると自分と同じ板切れを掴もうとする人間が1人現れるのです。

しかし、2人が板切れに掴もうとすれば板切れもろとも2人共沈んでしまいます。

男は後から来た者を突き飛ばして殺してしまうのです。

男はその後に救助され、殺人の罪で裁判にかけられましたが罪には問われませんでした。

これは古代ギリシアの哲学者であるカルネアデスの究極の選択にまつわる寓話です。

現代でも緊急避難の例として挙げられ、法律の諸問題にもしばし使われる寓話です。

ちなみに映画『タイタニック』では相手を突き飛ばして殺してはいません。

カルネアデスの板の寓話と映画は究極の選択を迫られるという状況だけが同じといえます。

一枚の板に1人しか助からないという状況から映画『タイタニック』は、カルネアデスの板をモデルにしていると言えるのではないでしょうか。

トロッコ問題

制御不能のトロッコが猛スピードで走っています。

前方には5人の作業員がいます。彼らはその場を避けることもできない状況にいます。

このままでは5人はトロッコにひき殺されてしまいます。

あなたは路線の分岐器の前にいて、トロッコをもう一本の別の路線へと走らせることができます。

しかし、その別の路線にもその場を動けない1人の作業員がいます。

トロッコの進路を変えられるのはあなただけです。さて、どうしますか?

この問題は「人を助けるために他の犠牲を許すか、許さないか」という人間の根源的な部分を扱っています。

人間の倫理・道徳に訴える問題は複雑化する現代社会でますます必要になっていると考えられるのではないでしょうか。

今回紹介した2つの問題にあなたはどう判断しますか。

​自分は海に投げ出されることも無ければ、トロッコの分岐器を手にすることもないと思われるでしょう。

しかし、人の命や運命を左右する選択は誰にでも起こりえることだと言えます。

その時あなたはより正しい決断を下せる自信はありますか。

参考サイト:
思考の部屋
WIRED
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