【実話怪談】一本足が近づいてくる!?山奥に閉じ込められた親子を襲う!!

妖怪 実話怪談 山奥

画像:7 july :-) on flickr

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数年前の話です。

7歳になる娘が車でドライブに行きたいとせがんできました。

妻は仕事が忙しく娘と遊ぶことはできません。

仕方なく私が娘と2人っきりで行くことになりました。

娘を助手席に乗せて車を走らせました。

目的もなくただ走らせていると人気のない山道に差し掛かりました。

私は少し娘を脅かしてやろうと舗装されていない脇道へと車を走らせました。

娘は不安そうな顔をして僕を見詰めていました。我慢しているのか騒いだり泣こうともしません。

しばらくすると車のエンジンが動かなくなったのです。理由はわかりません。

そこはかなりの山奥だったため人の行き来はありませんでした。

連絡を執って妻に知らせるも携帯電話も繋がりません。

すでに暗くなったこともあり、その日は車の中で過ごすことを決めました。

山の中は寒く、何の音もしない山奥で私と娘だけが世界から取り残された感じでした。

時間は夜を迎えて娘は寝てしまい、私も眼を閉じ寝ることにしました。

すると、どこからか気味の悪い音の気配を感じたのです。

音はだんだん大きくなりました。人の足音とも車の音とも違う奇妙な音が近づいてくるようでした。

私はたまらなくなってパッと目を開きました。

そこにはデタラメな動きをした白い物体が迫っていたのです。

白い物体は、一本の細い棒に胴体がくっついたような形でした。

よく見ると、それは一本足で首の無い化け物の姿でした。

両手を振り回しながら一本足を器用に使ってこちらに近づいてくるのです。

私はあまりの恐怖に叫ぶこともできませんでした。

娘は眠っていて気づいていないことが幸いでした。一本足の化け物はどんどん近づいてきます。

私は目を合わせないようにただまっすぐ前だけを向くことに集中しました。化け物が通り過ぎるのを待ったのです。

化け物は私と娘のすぐそばまで接近してきました。

一本足で地面を蹴る音が響きわたり、それは後ろへと通り過ぎていきました。

化け物が遠ざかって行くのを確認してから私は後ろを振り返ります。

化け物の姿はありません。私は安心して娘の助手席に目を向けました。

すると、通り過ぎたはずの化け物が助手席の窓から我々をのぞき込んでいたのです。

首の無い化け物は胴体に眼があるようで鋭い視線でこちらを見ていました。

思わず私は叫び、その声に驚いた娘も飛び起きました。化け物に睨まれた娘は声の限り泣きわめきました。

私は必至で助手席の窓から化け物を離そうと力いっぱい窓を叩きました。

すると化け物は驚いて倒れたようにスッと消えてしまったのです。

私はキーを回して車のエンジンを掛けました。エンジンはかかりました。

私は来た道を猛スピードで戻りました。元の広い道にどのようにして出たのかわからないくらい必死でした。

ようやく街の明かりの見える場所までやってきました。

娘は泣き叫ぶのに疲れて気を失ったように眠っていました。

​私たち親子に起った出来事が本当だったのか今でもわかりません。
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