積極的否定派・上岡龍太郎と自称霊能力者たちの凄まじいバトル!!

上岡龍太郎 タレント 探偵!ナイトスクープ アンチ 自称霊能力者

画像:Jon Åslund on flickr

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2000年3月。芸能生活40周年の節目に引退された関西の大物司会者がいます。1988年から放送が開始され、現在でも関西の人気テレビ番組「探偵!ナイトスクープ」の初代局長である上岡龍太郎さんです。(西田敏行さんは2代目局長)

上岡龍太郎さんといえば軽快なトークだけでなく、相手をメッタ斬りにする切れ味の鋭い毒舌の司会者でもありました。特にオカルト関係の番組では厳しい追及がありました。上岡さんは自称霊能者や超常現象をその巧みな話術で次々と論破していきました。オカルトを積極的に否定する立場でした。そこには上岡さんの信念がありました。

今回は、霊嫌い・否定派の上岡龍太郎さんがオカルトを扱った番組内で起こした有名なエピソードをいくつか紹介していきます。

探偵!ナイトスクープ

『探偵!ナイトスクープ』は、関西を中心に現在でも放送されているテレビ番組です。視聴者から寄せられた依頼を探偵(タレント)がその視聴者と共に調査するという番組です。

1994年4月29日に「恐怖の幽霊下宿」が放送されました。「下宿部屋に出る幽霊に悩んでいる」という依頼でした。

探偵役の桂小枝さんが下宿部屋を検証するVTRがスタジオ内に流れます。VTRでは、桂小枝さんが自称霊媒師を呼んで霊が本当にいるかのように進みます。その後、桂小枝さんが霊媒師に扮して幽霊を除霊したから問題は解決したという内容でVTRは終わります。これに上岡さんは激怒します。

VTRが終わると上岡龍太郎さんは「何を結論付けようとしているのか?」「お化けはいるとしたいのか?」と番組内容に不服を申し立てます。番組の進行は完全にストップし、ディレクターやADが上岡さんを説得するため舞台セットに現れる始末です。

上岡さんは「面白かったらいいわけではない。(テレビが)何らかの影響力を与えると言う事を考えないといけない!」と主張し、スタジオを後にして帰ってしまいます。上岡さんは、オカルトを面白おかしくテレビで流すことの危険性を説いたのです。
出典:こいもうさぎのブログ

上岡龍太郎がズバリ!

『上岡龍太郎がズバリ!』は、毎回あるテーマに該当する50人をスタジオに招き入れてトークをする番組です。

1995年に「霊能者VS怒っている人」が放送されました。霊能者に怒っていると、自称霊能者のガチンコ対決です。上岡龍太郎さんは、積極的否定派の立場を取ります。自称霊能力者たちに上岡さんは捲し立てます。

自分の頭の中に思い浮かべた有名人を当てるように自称霊能力者たちに促します。予め有名人の名前(浅丘ルリ子さん)をメモに書き、それを当てれば霊能力の証明になるというのです。しかし、自称霊能者は答えをはぐらかします。

また自称霊能力者は番組出演者に「腰が悪いのでは・・・」「喉のあたりが・・・」と霊視する場面もありました。しかし、それらは、年齢的・職業的に悪くなる可能性を示唆しているに過ぎないと見破られます。相手の回答次第で、「霊の仕業」「悪くなる傾向がある」と言えば相手に信じさせるテクニックまで見透かされます。

番組後半には暗闇に移る白い影の写真が用意されました。自称霊能力者は地縛霊の存在を説きます。しかし、その写真に写る白い影は、スタッフが煙草の煙で地縛霊に見せかけたフェイクだったのです。出演者の中に「自称霊能力者」を「本物の霊能力者」と断定できる人物はいませんでした。

上岡さんは番組内で「無いものをあるかのごとく言って人の弱みにつけ込む奴は人間の道義として許せない」と発言しています。この言葉には上岡さん自身が体験した少年時代の苦い思い出がありました。

オカルト批判の理由

上岡さんがオカルトを嫌う理由は少年時代の実体験にありました。母親が乳がんを患った際に霊媒師や占い師から金品を要求されたそうです。悪質な霊感商法に母親が餌食にされるところを目の当たりにしたことからオカルトを嫌うようになっと言われています。

上岡さんはテレビに影響を受けて母親のような被害者を出したくなかったのかもしれません。しかし、上岡さんの不安は現実のものとなりました。これらの番組放送の前後で、オウム事件が世間を騒がせることとなるのです。

参考サイト:
ごんたのお気楽な毎日
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