【実話怪談】病院で見た子供に言われたこと「友達は地獄に堕ちた」

実話怪談 死神 地獄 病院

画像:Robert Couse-Baker on flickr

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これは私の友達が入院した時の話だ。

幼い頃からの女友達が入院した。昼頃に突然倒れ、意識不明のまま病院に担ぎ込まれた。

女友達は無事に意識を取り戻しましたが、原因がわからないため検査入院することになった。私が病院に駆けつけたのは翌日のことだ。

病室で落ち込む彼女を私は元気づける。しかし、彼女に気力はない。私の話も尽きて病室に沈黙が流れた頃に彼女が話し始める。

「私、死ぬかもしれない・・・」

弱った彼女のか細い声だ。

「大丈夫だよ。また一緒に遊ぼうよ」

私は彼女を励ますが、彼女は話を聞いていない。それどころか彼女は怯えたように震え出したのだ。

「私ね、あなたに酷いことしちゃった・・・ごめんね、ごめん」

彼女は泣きながら私に謝った。陰で私の悪口や嫌がらせをしていたことを告白し始めたのだ。

私のお気に入りの文房具を隠したこと、私と恋人の仲をわざと別れさせるように仕向けたこと、私に好からぬ噂を広めたことなどを彼女は話し続けた。

「これは罰なのよ。私はもうダメ・・・」

突然のことに頭が真っ白になった。思い当たる出来事はあったが、私は気にしていない。私は優しく声をかけて、あなたを許す、と言った。しかし、それでも彼女は泣き止まない。

「もう遅いの!私・・・死ね・・・」

その時、彼女が私を見ていないことに気づいた。彼女は誰もいない壁に目を向けていたのだ。

「私は、あの子に言われたのよ!」

彼女は私ではない誰かを睨んで言った。

「あの子に言われた!おまえは地獄に堕ちるって!」

彼女の大声に気づいた看護師が病室のドアを開けて入ってきた。彼女は数人の看護師に身体を抑えられ、安定剤か何かを注射される。

私はその場から離れて帰宅した。彼女が発した「あの子」とは何のことだったのだろう。

翌日、彼女の死んだ。彼女の容体は急変してそのまま亡くなったのだと知らされた。

彼女が言っていた「あの子」とは誰なのだろう。数年後、私はその話をある霊能者に話す機会があった。

​霊能者は私に言う。

「お友達は死神を見てしまったのですね。彼女は地獄に堕ちましたよ」
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