ホラー映画に影響を与えたサイコキラー!!遺体からマスクを作る!?(1/2)

エド・ゲイン サイコキラー ヒッチコック 映画 コレクション

画像:Kryziz Bonny on flickr

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実際の事件・人物が映画のモデルになるように、世間を震撼させた殺人鬼がモデルになることもあります。その中で、殺人鬼エド・ゲインは、多くのホラー映画に影響を与えました。

ヒッチコック映画の『サイコ』、人間の皮を剥ぐ殺人鬼が登場する『羊たちの沈黙』、人皮の仮面を被るレザーフェイスが印象的な『悪魔のいけにえ』『テキサス・チェーンソー』など強烈なサイコキラー(猟奇的殺人鬼)は、エド・ゲインがモデルです。

エド・ゲインがモデルにされる理由は、それまでに類を見ない異常性にありました。彼は、墓場から女性の遺体を持ち出し、切り刻んで身体に張り付け、遺体をコレクションするだけでなく、実際に2人の女性を殺害したのです。

エド・ゲイン

エド・ゲインは、1906年アメリカのウィスコンシン州バーノン郡で生まれ育ちます。兄ヘンリーは7歳年上でした。彼の人格に大きな影響をもたらしたとされる母親は、敬虔なキリスト教徒でした。父親は、失業を繰り返すアルコール依存者でした。

母親は、間違った教えに狂信的でした。神と自分以外は家族てあっても否定的で、周囲を蔑む傾向にありました。また徹底した禁欲主義を実行し、子作り以外の性交は神に背く行為、と考えていました。

父親は、生活の不満から酒に溺れ、アルコールに依存します。その度に、母親や子供たちに暴力を振るったそうです。母親は、夫の死を神に祈るなど夫婦生活は破綻していました。

禁欲と暴力を強いる両親のもとで育てられたエド・ゲインは、次第に歪んだ人格を形成していくことになります。

家族の死

エド・ゲインの両親と兄は早くに亡くなります。父親は心臓発作で亡くなり、1945年に母親は脳卒中で死亡します。また母親が亡くなる前年には、兄が山火事で遺体となって発見されます。

兄ヘンリーは、母親が病的な愛情をエド・ゲインに捧げている姿に否定的でした。一説に、兄を疎ましいと思ったエド・ゲインが殺したという疑いもありまた。発見された遺体の頭部に傷があったからです。しかし、結局は煙による窒息死と判断されました。

両親と兄を失ったエド・ゲインは孤独の日々を送るようになります。特に愛する母親の死は、耐えられなかったでしょう。失われた愛情の欲求がエド・ゲインを狂気へと駆り立てたのかもしれません。
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