80年代ブームのキョンシー映画!?中国に伝わる死体妖怪の伝説!?(1/2)

キョンシー 中国 妖怪 霊幻道士 幽幻道士

画像:yeowatzup on flickr

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吸血鬼や狼男、ゾンビは、人間の生命を脅かす西洋の伝説上の怪物です。東洋にも人間の生命を脅かすとされる伝説上の怪物がいます。それが、中国版ゾンビとも呼ばれるキョンシーです。

キョンシーは、中国に伝わる死体妖怪です。死んだ人間が夜になると突然動き出し、人間を襲うと伝えられています。体は硬直し、足首のみを動かしてバランスを保つため両腕を前に伸ばしながら跳ねて移動する妖怪です。

日本では、80年代後半に映画『霊幻道士』『幽幻道士』シリーズで有名となりました。一般的に知られているキョンシーのイメージはこの映画の影響が強いようです。

映画公開から30年以上たった今でも根強いファンはおり、キョンシーに魅了される人は少なくないようです。

キョンシー

キョンシーの出現は、明や清の時代(1368年)までさかのぼります。多くの文献にキョンシーらしい記載があります。昔から死んだ人を埋葬せず、そのまま放置し続けると、死体が夜に動くと言われていたようです。

古来中国の教え道教に、「魂魄(こんぱく)」という言葉がありました。人間の身体には、「魂(こん)」と「魄(はく)」の異なる2つの気が存在する考えです。「魂」は精神を支え気、「魄」は肉体を支える気と言われています。人間は死ぬと「魂」は天に上り、「魄」は地に帰るという教えです。

しかし、状況によって「魄」だけが死んだ人間の身体に残ってしまう場合があるそうです。その死体こそがキョンシーです。自我が無いまま呆然と夜をさ迷う人喰い妖怪です。

死んだ人間が、風水的に正しくない埋葬をされるとキョンシーになると言われています。また生前の強い怨恨・怨念が原因とも言われていますが定かではありません。映画でも取り上げられたような道士(道教の師)や符呪師によって無理やりキョンシーとして目覚めさせられる場合もあるようです。
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