SFドラマ『宇宙戦争』で世紀の大パニック!?宇宙人襲来の騒動に迫る!!(1/2)

宇宙戦争 オーソン・ウェルズ 宇宙人 UFO

画像:blumblaum on flickr

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前代未聞の騒動

1938年10月30日、アメリカで前代未聞の騒動が起こった。ラジオから宇宙人襲来を知らせる報道が流れ、全米各地が大パニックに陥った。

ラジオからは、アメリカのニュージャージー州の田舎町グローバーズミルに宇宙船が着陸したニュースが流れた。ニュースキャスターは、宇宙人が攻撃を繰り返し、都市部が壊滅状態であることを報告する。

またニュースでは被害状況を実況中継した。現場のリポーターは、警官隊と住民たちが次々に殺害される様子を伝える。圧倒的な宇宙人の攻撃力に人類は為す術もない様子が人々にパニックを起こさせた。

パニックに陥った人々はアメリカ中に広がる。警察とラジオ局への問い合わせは殺到し、逃げ惑う人もいた。また興味本位で宇宙人の姿を見ようとする人まで現れる騒動となった。全米120万人以上がラジオを信じたといわれている。

宇宙人襲来のニュースに全米が恐怖に叩き落とされた。しかし実は、このニュースはラジオドラマだった。ラジオドラマはオーソン・ウェルズのSF小説『宇宙戦争』をアレンジしたフィクションにすぎなかったのだ。

ただのラジオドラマでありながら宇宙人襲来を全米が信じたこの騒動には原因があった。それはラジオドラマに施された巧妙な演出と時代がもたらしたある偶然が関係していたのだ。
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