【実話怪談】廃墟の落書きに気をつけろ!!仲間を襲った呪いとは!?(1/2)

実話怪談 廃墟 不良 バイク 亡霊

画像:erickson abreu on flickr

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これは俺の人生を変えたある夜の出来事だ。それは高校時代まで遡る。

当時の俺は町では有名な不良だった。仲間数人と組んで万引きやバイクを乗り回すなどして、親に迷惑ばかりかけていた問題児だった。学校の先生も素行の悪い俺に手が付けられなかったほどだ。

親が学校から呼び出されるなど毎度のことで、時には警察にも厄介になった。その度に親が学校や警察に何度も頭を下げていた。当時の俺は、こうすることしかできなかった。学校の問題児である俺には不良仲間たちが唯一の存在だった。

ある日の昼、一件の廃墟の建物を発見した。それは四階建てビルに相当する建物だった。何のために建てられたのかわからない。俺たちは入口をドアの代わりに覆われているベニヤ板を外して中に侵入した。

屋内には机や椅子の木片が散乱し、部屋の継ぎ目のドアもすべて壊されていた。また昔使われていたと思われる本棚は砂埃を被った状態になっていた。窓ガラスはすべて割れた状態のままで、窓枠には板を被せて雨風を凌ぐ程度に打ち付けられていた。

壁はコンクリートで頑丈な造りだが、あちこちにひび割れと落書きで無残な有様だった。床は窓ガラスの破片と埃、そして名前のわからない虫までが一面を覆ていた。まさに廃墟そのものだった。

俺たちは好奇心と心霊スポットのような場所に胸を躍らせた。日常ではありえないような恐怖のスリルに高揚していたのだ。

その時、仲間のひとりがあることを思いついた。それはこの廃墟の建物をより心霊スポットのように見せかけるためのイタズラだった。そいつは入り口正面に見える壁に赤いマジックペンで落書きを加えた。それも自分の名前やくだらない絵や記号ではなかった。
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