叫び声を聞いたものは死ぬ!?魔女の薬草マンドレイク!!(1/2)

マンドレイク 魔女

画像:easylocum 2.0 on flickr

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ハリー・ポッター

魔法使いの少年ハリー・ポッターの冒険と成長を描いたファンタジー小説『ハリー・ポッターシリーズ』は、全世界を巻き込むハリポタブームを巻き起こしました。イギリスで出版されたこの小説は日本でも話題となり、ハリポタの魔法の世界に魅了された方も多いのではないでしょうか。

『ハリー・ポッター』の魔法の世界はフィクションですが、ヨーロッパの伝説や伝承を基にして描かれています。

魔法使いや幻獣、錬金術、魔術などの物語に描かれている設定の一部は、古来から引き継がれていたものです。その中には、昔から魔術に使われていたといわれる植物も描かれています。

映画『ハリー・ポッターと賢者の石』では、魔法学校の授業での栽培風景が描かれています。栽培されているのは「マンドレイク」(別名:マンドラゴラ)という植物です。人間の形をした根っこを持つマンドレイクは、昔から魔術や儀式に使われる植物として伝えられていました。

今回は魔法薬の原料とされるマンドレイクについて紹介します。

マンドレイク

マンドレイクは古くから存在し、薬草として用いられていました。それは旧約聖書にまで遡ります。旧約聖書『創世記』に登場するヤコブ(族長)の妻ラケルが、子供を身ごもる際にマンドレイクの根を使用します。またギリシャ神話でも媚薬としてマンドレイクの根は登場します。

古来の神話にも登場するマンドレイクですが、その効力は実に様々です。強壮剤や媚薬(惚れ薬)、鎮痛剤、下剤、病を治す薬としても使われていました。また薬草としてではなく、幸運を呼ぶお守りとしても使用されました。女性には妊娠を促し、男性には富や名誉を授けると言われていました。

あらゆる病や幸運をもたらすマンドレイクですが、中世から怪しい薬草としてその使用は禁止されます。キリスト教の力が強まり、歯向かう者は処罰されました。いわゆる魔女狩りです。マンドレイクは悪魔の薬草として使用を禁止されます。
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