【実話怪談】作り話の生霊が襲いかかってくる!?突然のモテ期の真相とは!!(2/2)

実話怪談 合コン 生霊 モテ期 怖い話

画像:al fernandez on flickr

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数日後、Aに奇妙な出来事が起こった。あの時、合コンで知り合った女性から次々と連絡が入ってきた。参加女性の4人中3人の女性からだ。これまで一度もない経験にAは驚いた。Aは女性たちに誘われるがままデートした。信じられない状況にAは動揺した。

何が何やらわからない状態だったが、Aは3人とデートを続けた。しかし、毎週のように誰かとデートしていたが、日が経つにつれ、会わなくなった女性たちもいた。電話や連絡を取ろうとしても相手から反応は無い。仲の良い女性たちに問い詰めても話をはぐらかされるばかりだった。

はじめ、3人いた女性達も2人、1人と減ってしまった。あの合コンからまた半年しか経っていない。自分が飽きられたのか、それとも嫌われたのか、はじめから同情でデートしてくれていたのかとAは思いめぐらした。これまでのデートが嘘のように感じられた。

Aは真相を知ろうと最後の1人を問い詰めた。どうして自分を良くしてくれたのか訊ねた。

すると渋々、女性は真相を教えてくれた。実はあの合コンのすぐ後に仲間の女性が1人亡くなったのだ。それも交通事故によるものだった。Aが話していた怖い話の通りの死に方だという。女性たちはAに恨まれている、あるいは邪険に扱ったことで、生霊に殺されるのではないかと不安となり、Aに優しく接し始めたのだ。

次に死ぬのは自分かも知れないと、彼女たちは怯えていた。そんな中、女性のひとりはビルの屋上からの落下物で頭を直撃して死亡、もう一人は謎の自殺を遂げたのだ。それはAの語った怖い話通りの死に方だった。これにはAも信じずにはいられなかった。

もちろん女性たちもAと仲良くなったからといって自分が助かるとは思っていなかったが、縋るしかなかったのだ。

あの時に創作した適当な怖い話が、現実に起こり、次々と死者を出していること。そして、そのために女性たちが自分に優しく接してくれたことにAは納得した。デート中の彼女たちはよそよそしく、怯えている印象があったからだ。

その日の夜、Aは合コンが開かれた店に向かった。その時に気付いたことだが、お店の裏は墓地で、異様な雰囲気を漂わせていた。

愕然としてAは墓地から去ろうとする。彼女たちが死んだのは自分の話が関係しているのだろうか、それとも偶然か、と考えをめぐらしながらその場を離れようとした。するとAの後ろで立ち尽くすひとりの女性がいた。女性はかすれるような声でAに語りかける。

「……次は誰を殺しますか……」

Aはダッシュでその場を走り去った。

自分に語り掛けてきた女性は何者だったのだろうか。そして、それは女性たちの死と関係があったのだろうか。すべての真相はわからないままだ。その後、墓地は別の場所に移されたが、店は今もその場所で営業を続けている。
 
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