脱出王フーディーニが残した暗号!!霊界を繋ぐ禁断のマジック!?(2/2)

ハリー・フーディーニ マジック 霊媒師 霊界 フーディーニの暗号

画像:Victor on flickr

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霊界からの奇術

フーディーニ氏は、自分の死をかけた奇術を思いつく。それは、自分と妻のベスしかわからない暗号をあらかじめ決めて、霊界からメッセージを伝えるというものだった。これでメッセージを理解できる霊媒師こそ本物となる。

自分の死後に、2人にしかわからない暗号を妻に伝えられる霊媒師が現れれば、本物と証明できるわけだ。加えて彼が求めた霊界も証明することになる。

フーディーニの暗号

フーディーニ氏は1926年に亡くなる。妻・ベスは彼の死後に「夫の合言葉のわかる霊媒師に賞金を支払う」と世間に公表した。この告知に世間は、死後も奇術を行うフーディーニ氏に興味を抱く。だが、フーディーニの暗号に挑み、成功させた霊媒師はいなかった。

しかし、その2年後に1人の霊媒師がフーディーニ氏の降霊に成功する。その名はアーサー・フォードというアメリカの霊媒師だった。驚くことにフォード氏は、フーディーニ氏の母親の交霊にも成功した。

霊界にいる母親がフォード氏に伝えた合言葉は「FORGIVE(許す)」だった。これにベスは驚愕する。その言葉こそ生前のフーディーニ氏が求めた母親との合言葉だったのだ。

次にフォード氏は、フーディーニの暗号を解き明かしていく。彼が最初にベスに伝えた言葉は「ROSABELL(ロザベル)」だった。その言葉は、フーディーニ氏とベスの思い出の流行歌のタイトルだった。

その言葉はベスの結婚指輪の内側に刻まれていた。夫婦2人しか知らない秘密のメッセージだ。フォード氏は、またも霊界からの交霊に成功した。

さらに、フォード氏は続きを伝える。それは妻に伝えるべきメッセージを暗号にした9つの言葉だ。

「ANSWER・TELL・PRAY・ANSWER・LOOK・TELL・ANSWER・ANSWER・TELL」

これらの単語に意味はない。しかし、フォード氏はこの9つの単語から暗号を見事解読してみせたのだ。その言葉とは「BELIEVE(信じる)」だった。フォード氏は、2人の間でしか知らない暗号と、それを解読したメッセージをベスに伝えることに成功した。

この暗号の解読法は夫婦2人しか知らない。この暗号を使いこなせるのは、霊界にいるフーディーニ氏しかおらず、暗号でメッセージを送れるのも彼しかいない。

このフーディーニの暗号を解読したことによってフォード氏は本物の霊媒師として認められたのだ。フーディーニ氏が仕掛けたあの世とこの世を結ぶ最期の奇術は成功した、と思われたが、そこには驚愕の真相が隠されていたのだ。

真相

フォード氏が、フーディーニ氏との交霊に成功したことはたちまち話題となった。これで生前フーディーニ氏が求めていた本物の霊媒師を探し出せ、同時に霊界やスピリチュアルの存在を証明できたわけだ。

しかし、真相は違っていた。このフーディーニの暗号をめぐる一連の出来事には、はじめからすべて霊媒師アーサー・フォード氏に踊らされていたという真実があった。

まず、フーディーニ氏の亡き母親の合言葉は、フーディーニ氏の死後に妻のベスが雑誌のインタビューで口を滑らせて話してしまっていた。直接的ではないが、合言葉と捉えられてもおかしくはない。そもそも、何に対して「許す」のか、明言されていない。

次にフーディーニ氏とベスしか知らないメッセージと暗号解読だ。実は、事前にフォード氏に暗号解読の情報は漏れていたといわれている。その情報を漏らしたのは、他ならぬベスである。2人は事前に知り合いであったという情報まである。

ベスがフーディーニ氏に情報を漏らす理由は、金銭目的である可能性が高いという。夫フーディーニ氏の亡き後でベスは悲しみを紛らわすため散財し、貯金を使い果たした。またベスとフォード氏は恋仲だったともいわれている。

その後、ベスは生涯に亘ってフーディーニの暗号についての真実を公言しなかった。フォード氏は霊媒師として名を上げたが、死後に相手の情報を事前に調べている証拠が発見されている。

奇術師ハリー・フーディーニは最期の奇術に失敗したともいえる。残念ながら信じていた妻に裏切られてはマジックは成功できないからだ。

​参考サイト:
超常現象の謎解き
ザ・オカルトサイト
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