【実話怪談】怪しい中古車にご注意!?誰かの気配が私を見ている!!(2/2)

実話怪談 幽霊

画像:John Erlandsen on flickr

スポンサーリンク
その日は、出張の帰りで、夜の山道を走っていました。山林には、草木に覆われた細い道があるだけでした。私は一人で車を走らせていました。人気の少ない山道でしたが、近道ということで走っていました。

しばらく山道を走っていると、車が突然エンストを起こしました。私はまた前のようにトラブルに巻き込まれるのは嫌でした。この車には、故障がいくつかある欠陥品ではないかと疑うようになっていました。だから新車同様でも価格がかなり安かったのだと思うようになりました。

山道の周りに民家はありません。もちろん、コンビニも電話ボックスもありませんでした(この時、まだ携帯電話は普及していません)。エンストした車の中でひとり取り残されたのです。

私は助けを求めずに日が昇るまで待とうと決め込み、運転席のシートを倒し、横になろうとしました。しかし、そこで私は思わぬ気配のようなものを感じ取ったのです。後部座席には誰も乗せていませんが、気配だけは感じるのです。

私は勇気を振り絞って後ろを振り返りました。すると、おぼろげな人型の物体が後部座席で俯いていたのです。

私は慌てふためきながら必死にその場から逃げることを考えました。運転席の扉はもしかしたらまた開かないというような事態を想定しました。一瞬、ためらいはありましたが、思い切って扉に力を入れて外側に押しました。すると、扉は簡単に開き、私は車から脱出できたのです。

私が走りました。できるだけ車から離れたかったのです。車が小さくなったところで振り返ろうとすると突然、地鳴りのような揺れが襲ってきました。それは立つこともできないほど大きな揺れでした。

その日、私がいた山林で地震が起きたのです。揺れはすぐ納まりましたが、次の瞬間に、私はその場を動くこともできないほどの恐怖を味わいました。地震の揺れで、山の崖部分が崩れ落ちたのです。それは丁度、私が車を乗り捨てた場所でした。

車はそのまま崩れた崖に飲み込まれて大破したのです。しかし、騒ぎでその場から離れていた私は間一髪のところで助かりました。

前回の駐車場の時もそうでしたが、車は私を守ってくれたのではないかと私は思うようになりました。車内での騒ぎが無ければ私は生き埋めにされていたからです。おそらく、あの中古車は、いわくつきの車だと思います。しかし、持ち主を危機から助けてくれる車だったのです。

あの車の過去を知りたくなった私ですが、時すでに遅しでした。既に販売店は潰れ、店長も姿を消した後だったのです。結局、中古車の謎は解けませんでしたが、私が中古車に助けられたのは事実です。

これは偶然だったのでしょうか、それとも・・・
スポンサーリンク
スポンサーリンク