イギリスを震撼させたメアリー・ベル事件!!サイコパスは幼い少女!?(2/2)

サイコパス メアリー・ベル事件

画像:Mark Stevenson on flickr

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二つ目の死体

次に発見された遺体は、3歳のブライアン・ハウのものでした。マーティンが死亡した日から2ヶ月ほど経った日です。

ブライアンの体には何者かによって殺された痕がありました。首の絞められた形跡、そして腹部にMと記された傷があったのです。そして遺体の傍に片方の刃が折れ片方の刃が曲がったハサミが落ちていました。

ブライアンの殺害は大人ではない非力な子供でも犯行が可能だったと考えられました。警察は町の子供たちに事情聴取を行うことにします。

事情聴取を始めてすぐに、一人の少女から証言が挙がりました。その10歳の少女の名前は、メアリー・ブラウンです。

メアリーは、近所に住む少年のピーターが事件当日に刃の折れたハサミを持っているところを目撃したと証言します。警察はピーターの聴取を行いました。しかしピーターは事件の犯行時間には学校の補習を受けており、アリバイがあることが判明します。

こうなると証拠品のハサミの存在を知っていたメアリーが疑わしくなります。警察が問い詰めたところ、メアリーはあっさりと自身の犯行を認めました。
二人の幼子を殺した犯人は、年端もいかない10歳の少女だったのです。

サイコパス

メアリーは今でいうサイコパスの性質を持っていました。その共感性の失われた性質は、彼女の幼少期に原因があるといわれています。メアリーの母親は17歳の時にメアリーを生みました。しかし、父親はいません。

「それを片づけてちょうだい!」

これは、母親が生まれたばかりのメアリーを目にした時に発した言葉です。メアリーは自分が生まれたことを拒絶されて育ったのです。

暴力も振るわれ、体中痣だらけで泣きながら彷徨っているメアリーの姿がしばしば近所の住人に目撃されていました。メアリーが他人に共感することをやめ、自らの内に心を閉ざしたのは、こういった要因があったのかもしれません。

まとめ

その後、裁判では有罪となりますが、10歳という年齢も考慮され「治療終結後に仮釈放」となり、少年院へと送られます。22歳で仮釈放となるも職を転々とし、今も波乱の人生を歩んでいます。

幼少期の過ちがその後の人生を狂わせたのです。彼女の犯行の原因が、環境や生まれつきのサイコパスかはわかりません。しかし、善悪の判断を持っていたらその後の彼女の人生は変わっていたかもしれません。
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