誰かに押さえつけられる感覚は脳の誤作動!金縛りを科学的に解明

金縛り レム睡眠 幽霊 幻覚

画像:Ealaf Junejo on flickr

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就寝中、身体が動かなくなった経験はありませんか。意識はハッキリしているのに身体は何かに締め付けられるような感覚に襲われる症状を金縛りといいます。突然の金縛りに困惑した人も多いのではないでしょうか。

金縛りに遭うと同時に幽霊を見るという方の話も聞きます。身動きとれない身体に幽霊と思しきモノや白い煙、あるいはポルターガイストのような何だかの揺れる現象に遭遇したというかたもいるようです。実はこれらは金縛りが起こす一種の幻覚だとも言われています。

今回は、金縛りから発生する不可思議な現象とその正体を紹介していきます。

金縛り

金縛りの大まかな特徴としては、意識があるのに身体の身動きが取れない、声が出せないことが挙げられるでしょう。また場合によって、聞こえるはずのない声や音が聞こえる人、幽霊や誰かに触られている感覚を覚える人もいるかもしれません。金縛りは人によって様々あります。

金縛りは、昔なら心霊現象や祟りなどと言われていたかもしれませんが、現在では、科学的に解明されつつあります。最も有力な仮説としては、睡眠が関係しているといわれています。金縛りの仕組みは、睡眠時のリズムのズレにありました。

睡眠には、レム睡眠とノンレム睡眠の2つがあります。レム睡眠は、眠りが浅く、脳も活動的に働くため夢を見るが、身体は休んでいる状態です。ノンレム睡眠は、眠りが深く、脳は休んでいますが、身体は緊張状態にあります。人間は睡眠時、この2つを交互に繰り返す一定のリズムがあるのです。

金縛りは、レム睡眠中に何かのキッカケで意識が覚醒すると起こると言われています。レム睡眠中は、脳が動いている状態ですが、身体は休んでいるため動けません。この目覚めているのに身体が動かないという状態が、金縛りとなるわけです。

これは脳の中の伝達機能が、一時的に混乱することから起こる現象です。金縛り時、脳は混乱状態にあるわけですから様々な弊害を起こします。それが、幽霊の幻覚や音の幻聴となって表れるのです。

幽霊などの幻覚を引き起こすのは、夢を見る機能が刺激され、覚醒しながら夢を見続けている状態となり、現実と夢の映像が重なることが原因ではないかとも言われています。また脳が混乱中に扁桃体(情動や記憶の処理部分)が刺激され、恐怖を生み、それが現実と勘違いすると考えられています。

また身動きが取れない圧迫感は、レム睡眠時の身体が動かない状態に脳が混乱し、自分は何者かに押さえつけられている、と判断してしまっているとも考えられます。混乱中にも脳は、自己防衛を働かせているわけです。

人間の脳はまだすべて解明されたわけではありませんが、金縛りについては一定の科学的な説明はなされています。しかし、あくまで仮説であり、今後、新たな事実が解明されることもあるかもしれません。

参考サイト:
まぐまぐニュース
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