【世界の廃墟】幻想的なゴーストタウン!?ナイロビの砂の幽霊街

廃墟 ナイロビ 砂漠

画像:Swen George on flickr

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まるでサルバドール・ダリの絵画のような不思議な風景を残しながらゴーストタウンと化した町コールマンスコップ。ケニア共和国の首都ナイロビの南方にある廃れた町は、その昔、一攫千金を夢見る男たちの憧れの町でした。

1908年、コールマンスコップはダイヤモンドが発見されたことで、鉱山の町として栄えました。当時はドイツ領の支配下にあったこの地域に多くの労働者が詰めかけます。町の人口はドイツ系の坑夫たちが占めるまでとなります。そのため街には、ドイツ風の施設が立ち並びました。

砂漠地帯でありながらコールマンスコップには、ピーク時に1200人が居住していたと言われています。その多くは、ダイヤモンドの発掘に命を懸けていた男たちでした。坑夫たちは朝から晩まで過酷な労働を行います。

そんな坑夫たちにとって唯一の安らぎは町の娯楽施設でした。人が集まる場所には、自ずと町も発展します。砂漠に囲まれたコールマンスコップは、病院から学校、製氷工場とドイツ風の施設が建てられ、遊び場としてボーリング場、ダンス場、カジノなども賑わいをみせました。

ダイヤモンド鉱山の発見により町は著しく発展しますが、長くは続きませんでした。鉱山から採れるダイヤモンドの採掘量は減少し、次第に人々はコールマンスコップを去るようになります。町の繁栄は10年ほどで失速し、1954年に町はゴーストタウンとなります。

無人となったコールマンスコップに砂漠からの風や砂に浸食され、荒んでいきます。砂漠の真ん中で場違いなドイツ風の建物は、砂にさらされて埋もれた状態となります。かつての栄華が嘘のように廃れていきます。

コールマンスコップは廃墟の町となりましたが、半世紀以上経ってからこの町は改めて注目されるようになります。砂に埋もれた西洋の雰囲気が残る町の姿は、見る者を圧倒させます。廃墟でありながら幻想的な美しさを醸し出しているからです。

その町の一部をご覧ください。
出典:Damien du Toit on flickr

建物の中に入ってきた砂が何とも言えない幻想的風景を表しています。
出典:Damien du Toit on flickr

砂漠に西洋風の建物があるというのは違和感がありますが、それが日常とは違う雰囲気を醸し出しているようです。
​出典:Damien du Toit on flickr

 
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