【仰天ニュース】ノルウェーの遺体は腐らない!?死者の魂を救った奇策

ノルウェー 墓地 都市伝説

画像:NatalieMaynor on flickr

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ノルウェーは北ヨーロッパのスカンディナビア半島西岸にある約38万㎢の小さな国です。日本面積(約37万㎢)より少し大きい国ですが、ある深刻な問題を抱えています。それはお墓です。
欧州では土地を有効活用するため墓地を再利用してきた歴史があります。墓地の区画は得られても、数十年ごとに掘り返し、別の場所に移す作業があるそうです。掘り起こされた墓地に新たな遺体がそこに眠るという循環システムです。これは限られた土地を有効活用するためと考えられています。

ところが、ノルウェーで数十年後に墓を掘り返すと、遺体が腐敗していないという問題が現れました。それも一つの墓地の一つの遺体に限ったことではありませんでした。大量の遺体が腐らずに墓から発見されるという不可思議な現象がノルウェーで立て続けに起こったのです。

この腐らない遺体の噂はノルウェー全土に広まります。神の怒りや亡霊の仕業と考えた人もいたかもしれませんが、真実は違いました。

ノルウェーでは、第二次世界大戦後の30年間に渡って、遺体をプラスチックのラップでぐるぐる巻きに密閉して埋葬した事実があります。その理由はハッキリわかりませんが、おそらく衛生面の問題といわれています。戦後の混乱が関係しているかもしれません。

遺体が腐らなかった理由は、プラスチックのラップで遺体を何重にもぐるぐる巻きにした状態では空気も入らず、遺体の分解が進まないためです。そのため、数十年経って墓から掘り返しても遺体は当時のままの姿だったのでしょう。

ノルウェーの墓地では、ラップで巻かれ、腐らずにいる遺体が約35万個もあると推定されています。これでは、墓に次の遺体を入れることは難しくなり、墓地を有効活用できなくなります。

これでは次の遺体を埋葬するため、墓地を拡張しなければなりません。しかし、そのような余裕はノルウェーにはありません。

そこで考えられたのが、パイプを遺体が眠るであろう場所に地面から突き刺し、ラップに穴を空け、パイプの先端から石灰ベースの液を遺体に流し込むという方法です。石灰ベースの液は遺体を腐敗させる効果があります。

実際にこの方法で遺体を土に還すことに成功します。この奇策ともいうべき方法で、この世に留まっていた死者の魂を無事に救えたのかもしれません。
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