【世界の都市伝説】消えるヒッチハイカー!怪談話のルーツとは!?(2/2)

都市伝説 ヒッチハイク 怪談

画像:Alexander Mazilkin on flickr

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起源

都市伝説の起源をひとつに絞ることはほぼ不可能と言えます。都市伝説が生まれた理由には、それぞれの時代背景や社会情勢が関係しています。もちろん風俗や文化も都市伝説が生まれる要素にはなっています。また出所のわからない類似した話は、世界各地に存在し、収拾がつかない状態とも言えます。

先程の『消えるヒッチハイカー』でも同じことが言えます。この話は1930年代に生まれたアメリカの都市伝説と言われていますが、話の起源を辿るとそれ以前にすでに類似した話は存在しています。

『消えるヒッチハイカー』は、ヨーロッパの国々で既に類似した話があります。この話には、馬車が登場します。馬車に乗せた客がいつの間にか消えるという話です。18世紀のイギリスが発祥とされていますが、実は日本にも類似した話がそれより以前の江戸時代に登場していました。

日本の都市伝説

日本では、タクシーに乗せた乗客が忽然と消える話が都市伝説として語られています。その場合、目的地や乗車場所が墓地や事故現場付近という死を連想させる設定が盛られています。地域によってそのバージョンは様々あります。しかし、「乗客がいつの間にか消える」という基本は変わりません。

この都市伝説は、江戸時代から語り継がれています。1677年に書かれた『諸国百物語』に既に紹介されています。江戸時代では、妖怪よりも人間の幽霊や怨霊といったおどろおどろしい話が流行していました。日本各地に広がる怪談を集めた書物に、籠に乗せた客が消える、という話があるのです。

まとめ

『消えるヒッチハイカー』の起源は、17世紀の江戸時代の書物からはじまった、と結論付けたいですが、それほど簡単ではありません。「乗客が消える」という話は、使い古された設定のため世界各地に点在し、17世紀以前にあってもおかしくないのです。

つまり、世界各地に同じような話は既に存在し、バリエーションを代えて都市伝説として今も残っているということです。都市伝説の話の起源を探ることは容易ではないようです。
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