世にも奇妙なアート!?セドレツ納骨堂(1/2)

アート セドレツ納骨堂 チェコ カタコンブ・ド・パリ キリスト教

画像:adam w on flickr

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チェコの首都プラハから東へ70キロほど先に位置する町クトナー・ホラ近郊にあるセドレツに奇妙な納骨堂があります。セドレツ納骨堂と呼ばれ、約4万人もの遺骨が納められているそうです。その内の1万人分の骨が礼拝堂内の装飾に使われ、礼拝堂とは思えない雰囲気を醸し出しています。

セドレツ納骨堂は、伝承によれば1278年に、カトリック教会に属する修道会ベルナルド会の修道院長が、イエス・キリストが磔刑に処せられたゴルゴダの丘の土をこの地に撒いたことからはじまります。神聖な場所の土により、このセドレツの墓地も神聖なものとなったのです。

この噂が広がるとヨーロッパ中から埋葬希望者が現れます。その後、ヨーロッパでは病気や戦争などで死者の数は溢れ、セドレツの墓地も拡張せざる負えませんでした。その後、教会が建設され、教会地下は納骨堂として用いられます。

1870年、侯爵の家系でもあったシュヴァルツェンベルク家がこの教会の後見となって管理します。シュヴァルツェンベルク家は、木彫家フランティシェク・リントに教会内部の内装を依頼します。内装の素材として使われたのが、納骨堂の人骨でした。

当時のフランスでは、パリの旧市街のアンフェール門の南側に位置するカタコンブ・ド・パリ(地下納骨堂)が有名でした。地下採石場のトンネル跡地に制作された納骨堂です。木彫家リントは、カタコンブ・ド・パリをヒントにセドレツ納骨堂の内装を施します。

シュヴァルツェンベルク家がリントの創作熱に圧倒されたのかわかりませんが、セドレツ納骨堂の異様な人骨アートはこうして生まれました。貴重なセドレツ納骨堂の内部をご覧ください。
 
出典:adam w on flickr

次のページにもセドレツ納骨堂の内部が見られます。
 
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