禁断のスキャンダル!シェイクスピア戯曲のモデルとなったクロンボー城(1/2)

スキャンダル シェイクスピア 戯曲 クロンボー城

画像:Bruno Cordioli on flickr

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デンマークのシェラン島北東部のヘルシンゲルに佇むクロンボー城は、15世紀頃に建立され、2000年には世界遺産に登録されました。クロンボー城はシェイクスピアの三大悲劇のひとつ『ハムレット』に登場する「エルシノア城」のモデルになった城と言われています。ただし、シェイクスピアが城に入場した記録はありません。

18世紀には、国王のフレデリク5世が王宮としてクロンボー城を使用します。フレデリク5世の死後、その息子クリスチャン7世が王位を継承するのですが、この時期にクロンボー城内である悲劇が起こります。それは国を揺るがす大スキャンダルへと発展していきました。

今回は、世界遺産でもあるクロンボー城にまつわる悲劇を紹介します。

クリスチャン7世

国王フレデリク5世の死後、その息子クリスチャン7世が王位を継承します。クリスチャン7世は、優れた頭脳の持ち主ではありましたが、精神を病んでいたとも伝えられています。幻聴や幻覚から異常な言動が多く、周囲を呆れさせたそうです。一番の被害者は、妻のキャロライン妃でした。

英国王家出身のキャロライン妃は15歳にしてクリスチャン7世と結婚し、子供を儲けましたが、あまり幸せとはいえませんでした。夫の度重なる嫌がらせが原因でした。夫は、妻を愛せない、と公言し、他所の女性とも関係を続け、遂には妻であるキャロラインを無視するまでとなったのです。

こうした言動からキャロラインは疲れ果て、誰かの救いを求めるようになります。その救いの相手とは、夫の専属医ストルーエンセでした。
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