【実話怪談】恐怖のLINE!「私のこと好きでしたか?」(2/2)

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画像:Hamza Butt on flickr

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A部長が別れを切り出すと彼女はショックのあまり泣き出してしまいます。彼女はA部長を本気で愛していたからです。結局、彼女は未練を断ち切れず、会社を辞めることになります。同じ会社で働くことは彼女には酷だったのです。

しばらくして、彼女からA部長にLINEのメッセージが入ります。そのLINEには、一言だけ添えられていました。

「私のこと好きですか?」

彼女との関係はとっくに終わっているものと思っていたA部長は、震え上がります。LINEはそのまま無視することにします。

次の日、今度は違った内容のメッセージが送られてきました。

「私のこと好きでしたか?」

さすがに恐怖を感じたA部長は、彼女に最後のメッセージを送ることにしました。別れたとはいえ、関係を続けていた自分にも責任があると感じたからです。少なからず、A部長も彼女を愛していたのは事実だったのです。

「好きじゃない。もう辞めよう。この関係は終わったんだ」

連絡を送ってしばらくすると、そのメッセージは「既読」となりました。彼女からの返信はありません。A部長は彼女からの返信が無いことから、わかってくれた、と理解し、安心します。

しかし、翌日になると、LINEのメッセージではなく、知らない番号から電話が掛かってきました。それは彼女からのではありません。電話に恐るおそる出ると、相手は警察でした。それは、彼女が亡くなったことを知らせる連絡でした。

警察の話によると、彼女の遺体は今朝早くに発見され、自宅の浴室で手首を切り、大量の出血により死亡したというのです。その片腕には携帯が握られていました。彼女は、A部長に捨てられたことが原因で、自殺しました。そこまで彼女は思い詰めていたのです。

生前の彼女が最後にLINEを送った相手がA部長だったのですが、警察は奇妙なことをA部長に伝えます。

検視の結果では、彼女の死亡時刻は2日前であることがわかりました。どうやら彼女はA部長にメッセージを送った後に、ナイフで手首を切り、絶命したようです。しかし、ここで疑問が生まれます。A部長は昨日、彼女とLINEのやり取りを行っており、彼女が死んだとされる死亡時刻とは計算が合わないことになります。

A部長が送ったメッセージは、誰も見ていないはずなのに、昨日「既読」がされています。二日前に彼女が死んだとなれば、昨日メッセージを送り、「既読」したという辻褄が合わなくなってくるのです。

混乱するA部長はもう一度メッセージを確認します。するとある違和感に気付きます。二日前のメッセージが現在形なのに対して、昨日送られてきたメッセージは過去形でした。

それはつまり、彼女は死ぬ前にメッセージを送り、死んだ後も彼女自身があの世からメッセージを送ったのかもしれません。
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