ミステリー小説が未来を予言!?人喰いのミニョネット号事件!!(1/2)

小説 エドガー・アラン・ポー ミステリー ミニョネット号事件

画像:Tee Cee on flickr

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今では当たり前に読まれているミステリー小説。その生みの親は、19世紀にアメリカの文壇で活躍していたエドガー・アラン・ポーです。1841年に発表した短編小説『モルグ街の殺人』が、世界初のミステリー小説です。

ポーは、ミステリーに限らず、怪奇や恐怖を題材にした小説『アッシャー家の崩壊』や『黒猫』、『黄金虫』などの代表作を残しています。『モルグ街の殺人』はミステリー小説の先駆け的作品であり、後世の作家たちに多大な影響を及ぼします。名探偵シャーロック・ホームズもこの作品をヒントにコナン・ドイルが生み出したと言われています。

「ミステリー小説の父」と呼ぶにふさわしいポーの小説ですが、現実世界とシンクロしているという信じがたい事実もあります。ポーの発表した小説が、数十年後の時を経て、現実に起こったとされる事件です。それは小説よりも奇妙な実話です。

今回は、ミステリー小説の父・ポーが残した小説と、不可思議に一致する奇妙な事件について紹介します。

冒険小説

ポーの作品群の中で長編小説はほとんどありません。唯一の長編小説といえるのが1838年に発表した冒険小説『ナンタケット島出身のアーサー・ゴードン・ピムの物語』くらいでしょう。小説は未完ともいわれる問題作です。

『ナンタケット島出身のアーサー・ゴードン・ピムの物語』は、主人公ピムの乗り込んだ捕鯨船が嵐により遭難し、船員たちが衰弱死する中、ようやくイギリス船によって助け出され、そのまま南極探検に向かう冒険小説です。小説の前半は船の遭難、後半は南極探検となります。

ここまで聞いた話では、少年向けの爽やか冒険小説と思われるかもしれませんが、実はこの小説には、ポーらしいおぞましい場面が含まれています。そのおぞましい場面こそが、46年後に起こる事件を予言していたのではないかと言われているのです。
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