【実話怪談】夏祭りの淡い思い出!初恋の人は・・・(1/2)

実話怪談 初恋 夏祭り 夏休み お盆

画像:Daniel Ramirez on flickr

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これは小学生時代の夏休みに体験した話です。

仲の良い友達と2人で虫取りに遊びに行きます。その日の夜からお盆恒例の夏祭りが催されるので、その前に遊ぼうということでした。

友達は夏祭りが開かれる会場付近の川沿いに行きたいと言います。夏祭りの会場は川沿いで、その付近では雑草が生い茂り、虫取りをする子供たちや魚釣りをする大人たちで溢れていました。

友達と川沿いに行きます。夏の雑草は私たちの背を超えて伸びきっていました。生い茂る雑草の中をかき分けながら友達と虫を採るのに夢中になります。

すると、私は気がつかないうちに川へと足を進めていたのです。母親から川沿いで遊ぶ際は気をつけるようにと念を押されていましたが、楽しさのあまり水の中に足を入れていたのです。

危ないと思った時には既に片足は深みに嵌まっていました。友達は私に気づかず前に進み、叫ぶにも声が出ないほど恐怖に震えていた私は何もできませんでした。ずるずると片足は水の中に沈み、太もも辺りまで水に浸った時には、もうダメだ、と思いました。

その時です。誰かが私の手を引いて川から助けてくれたのです。ふと顔を上げるとそこには同い年の少女が私の手を掴んでいました。どうやら彼女が私を川から引き上げてくれたようでした。

私は彼女にお礼を言いました。彼女の顔に見覚えはありませんでした。夏祭りに来た観光客か、地元出身者が里帰りに連れてきた子供だと思ったのです。

お礼に彼女を夏祭りに誘いました。彼女は喜んでくれたようで、約束するとその場から去ってしまいます。
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