死んでも働かされるゾンビ!!ブードゥー教の秘術!?

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画像:Brad Montgomery on flickr

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死体が墓から蘇るゾンビの表現は、映画などでよく使われています。SFやホラー映画などではゾンビはよく出てきます。特に、文明や疫病の驚異による人間の弱さをテーマにした作品にはゾンビは欠かせないでしょう。1968年にアメリカで公開された映画『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』はゾンビの印象を決定づけました。

元もとゾンビは、カリブ海の島国ハイチに根付いていたブードゥー教が起源とされています。ブードゥー教とは、特定の地域で信仰される民間信仰のひとつです。ハイチや西アフリカからはじまったとされ、信者は霊魂の存在を信じています。

ブードゥー教を取り仕切る司祭はフーンガンと呼ばれ、神聖な人たちが取り仕切っています。しかし、彼らの名を語る偽物の司祭が存在し、ブードゥー教における伝統的な呪術を悪用しました。偽物の司祭はボコールと呼びます。

ボコールたちは、無言で働き、賃金の不平も言わない奴隷たちを欲する支配階層たちに対して、ブードゥー教に伝わる秘術の儀式で死者を働かそうと企てます。彼らは墓から死体を掘り出し、呪文を唱えて死者の魂を壺に封じ込め操ります。起き上がった死体はそのまま農園などに売りさばいていくのです。

ボコールたちはこうして死者の奴隷を量産させ、商売していたのです。これがゾンビの原型として知られるようになったのです。現実に死体を動かす秘術があるのかわかりません。地元の農民たちが、ボコールに騙されて働かされる奴隷を見て作られた迷信かもしれません。
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