死んだ子供の魂が妖精を生んだ!?イタズラ好きのピクシー!!

妖精 ピクシー 子供 イングランド ポルターガイスト現象

画像:psyberartist on flickr

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イングランドの南西部に小さな妖精ピクシーの伝承が残されています。身長20センチくらいと小柄で、光る眼、尖った耳などが特徴とされ、我々がイメージする代表的な妖精の原形と言えるでしょう。また緑色の服と帽子を愛用し、先の尖ったナイトキャップを被って姿が地元では一般的だそうです。

ピクシーの名は、ヨーロッパ北部のスカンジナビア地域の「小さな妖精」を意味する「ピスケ」が語源ともいわれています。イングランドには、各地でピクシーにまつわる伝承があり、ピクシーの住む森や洞窟が人々によって残されています。

ピクシーの正体には諸説ありますが、一番有名なのは、洗礼を受けずに亡くなった子供の魂の化身といわれ、人間の子供に近い関係にあるとされています。そのためか、各地に伝わるピクシー伝説は、皆イタズラ好きの妖精という一面を持ち合わせています。

ピクシーには、ポルターガイスト現象を仕掛けて相手を怖がらせることもあるようですが、怠け者や欲の深い人間に対してだけで、ほとんどが害のないイタズラです。

ピクシーは、旅人を道に迷わせたり、子供を少しの間だけ隠したり、また馬を盗んで走りまわせるなど、少し人間に迷惑をかけます。しかし、基本的には他愛無いイタズラで終わります。気が済めば旅人を元の道に導いたり、子供や馬を帰して元通りにします。

ただ、19世紀までの伝承では、ピクシーなどの妖精の類いが、生まれてまだ洗礼を受けていない子供を遊び相手にしようと連れ去ってしまうという伝説も残されています。母親たちは赤ん坊を守ろうと必死だったそうです。

しかし、そうした伝説は時代と共に廃れ、ピクシーのイタズラ好きの妖精のイメージだけが定着していったようです。

ピクシーは清い心を持った人間には優しく接し、時には人間を助ける心強い妖精ともいわれます。元は人間ですから、気に入られれば頼りになる妖精なのかもしれません。
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