【実話怪談】怖すぎる悪女!呪っても手に入れたいもの!?(2/2)

実話怪談 大学生 病院 ぬいぐるみ 霊感

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しばらくすると、ロビーにC子が現れ、A子が目覚めたと伝えに来ます。私たちは病室に向かい、彼女の様子を覗います。彼女は元気な様子で、すぐに退院できるようでした。B子とも仲直りし、何もかも元通りとなりました。

その日の夜、C子から私に連絡がありました。気になることがあるから、B子には内緒で、明日もう一度、2人で病院に来てくれというのです。気になることがあるということでした。私は了解し、次の日C子と一緒に病院に向かいます。

病室に入るとC子は、B子がプレゼントした熊のぬいぐるみを指して、悪い妖気を感じると言います。実はC子には霊感があるようで、熊のぬいぐるみから邪気が放たれていると主張します。

私はA子に内緒で病室からぬいぐるみを持ち出し、調べてみることにしました。すると、御札と釘、そして爬虫類の死骸がぬいぐるみの中から出てきました。御札にはA子の名前が書かれていました。それは、明らかにA子に向けたものでした。

C子いわく、これは人を呪い殺すための呪術であるといいます。そしてこれを仕掛けたのは、ぬいぐるみをプレゼントしたB子ではないかと言うのです。B子は先日の喧嘩の件をまだ恨んでおり、許す気はなかったのでしょう。

私はこの事実を、A子には伏せることにしました。C子にも私たちだけの秘密とすることにしました。私は、B子がそこまで恨んでいたことにショックを隠しきれませんでした。

それから数年後、私はB子と話し合う機会がありました。ぬいぐるみの一件以来、私たち女子グループは気まずくなり、しばらくして自然解散となります。私たちは大学を卒業して以来、一度も顔を合せなかったのですが、偶然にもB子と街でバッタリ合ったことから、当時の話になりました。

私は、B子にぬいぐるみの一件を訊ねました。すると彼女は、思いもよらぬ事実を私に伝えてきたのです。ぬいぐるみに呪術を仕込んだのは、B子ではありませんでした、C子でした。実はあの男子学生を本気で狙っていたのは、C子だったのです。

B子の話によると、C子はあの女子グループ全員に、呪いがぬいぐるみに仕込まれていることを告げていました。そして、全員が誰かしらに疑惑を向けるように仕向けたのです。つまり私も、呪いを仕掛けた人間と、疑われていたのです。

B子もぬいぐるみの中身をC子に見せつけられ、犯人が私であると疑っていたようです。すべてはC子の狂言であり、策略でした。B子は偶然にもその事実を突きとめていましたが、C子の報復を恐れて誰にも言えなかったそうです。

その真実を知ってからしばらくして、C子からハガキが送られてきました。それは、ウエディングドレスに身を包んだC子と、タキシード姿の相手がプリントされた結婚報告のハガキでした。相手は当時、私たちの大学で人気のあった、あの男子学生です。

C子は私たちの仲を裂いてまで、彼と恋仲になりたかったようです。おそらく、私たちの女子グループの中に、彼の気になる女性がいたのだと思います。しかし、C子は私たちの悪い噂を吹聴し、彼に信じ込ませたのでしょう。ライバルを一人でも多く減らし、自分が優位に立つために。

ハガキは全員に贈られたと思います。真実を知って傷ついたのは私だけではないでしょう。
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