未来と過去を司る悪魔アモン!その起源はエジプト神!?

悪魔 アモン 神話 エジプト

画像:Tony Hisgett on flickr

スポンサーリンク
アモンはヨーロッパの数ある悪魔を描いた書物に登場します。その容姿は一定したものではありませんが、巨大な鳥を思わせるような頭と、狼の身体に蛇の尾を生やした悪魔として紹介されたものが多いです。または巨大なフクロウの姿で、人間のように二足歩行できる胴体を持った悪魔として描かれることもあります。

過去と未来を見るアモンは、教養のある悪魔として知られ、時に喧嘩の仲裁や愛の助言などをする知識人的な役割を担っています。大きな特徴として、口から炎を吐き出せるため、相手を黒焦げにすることもできる油断ならない悪魔です。

悪魔アモンの誕生の裏には、古代エジプト神話が関係しているという説が実しやかに囁かれています。邪悪な悪魔の姿でありながらも知性を備えたアモンの特徴は、古代エジプト神のアメンと類似点も多いため、その原型とも言われています。

アメンとは、エジプト神話の太陽神ラーと一体化した同等の神という伝説があります。その姿は頭部が鳥で、身体は人間という悪魔アモンに近い特徴がみられます。そのエジプト神のアメンがヨーロッパ文化の中で、悪魔として解釈されて誕生したのがアモンではないかと言われています。

実は異国の神々が西洋に伝わると、悪魔として扱われ、変化するという現象があります。エジプト神アメン原型説に証拠はありません。しかし、異文化の神の存在を恐れた当時の西洋人が、神を悪魔へと転化させたというのは、考えられる話ではないでしょうか。
スポンサーリンク
スポンサーリンク