2千人の赤ん坊が犠牲に!?黒魔術師ラ・ヴォワザン(2/2)

黒魔術 ラ・ヴォワザン 殺人鬼 シリアルキラー

画像:tonya pierce on flickr

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ラ・ヴォワザン

ラ・ヴォワザンは、宝石商を営む夫の傍らで、占星術やタロットを通じて、悩める女性たちの相談に応じるなど心優しい貴婦人として知られていました。しかし、その裏では毒薬の実験から、媚薬や堕胎剤の製造販売に従事し、さらに悪魔崇拝の黒ミサを執り行いました。

当時から悪魔崇拝者の黒ミサは教会などから危険視されていましたが、彼女の噂を聞きつけた女性たちは、跡が絶ちませんでした。そこには彼女に救いを求める女性たちが多くいました。

彼女たちの願いは、恋の悩みが多かったようですが、新しい恋人と暮らすために夫を呪い殺してほしい、といったものまで多岐に渡ったそうです。その願いを叶えるために黒ミサの儀式を行うのですが、その際に生贄となったのが赤ん坊でした。闇ルートから赤ん坊を調達しては殺しを繰り返していったのです。

すでに夫は他界し、毒薬の製造販売で生計を立てていた彼女の表の顔は、占い師や助産師でしたが、裏では堕胎業と黒魔術師として活動していました。彼女の顧客には著名人も多く、金銭的には潤っていました。しかし、殺戮を繰り返す彼女の存在が、世間に知られるのも時間の問題でした。

火刑

当時フランスでは毒殺事件が流行していた。それはラ・ヴォワザンが製造販売した毒薬の可能性がありました。彼女は警察に逮捕され、厳しい拷問を受けた後み、すべてを自白します。そこで、一連の毒薬の製造販売から黒ミサや反キリスト的儀式についても語ります。

彼女の自白によって、関連する事件の逮捕者は400人以上に上り、うち30人以上が処刑されたと伝わります。

そして、彼女も火刑に処せられることになります。これまでの犯罪行為や神に対する冒涜に対して、公衆の面前で謝罪するように命じられますが、彼女は拒みます。それどころか、点火されるまで、呪いの言葉を口にしていたと言われます。黒魔術師ラ・ヴォワザンは、悪魔に憑りつかれていたのかもしれません。
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