究極の浮気防止策!?恋人をコレクションするベラ・レンツィ(2/2)

ベラ・レンツィ サイコキラー 遺体 恋愛 ルーマニア

画像:davidd on flickr

スポンサーリンク

恋人たち

しばらくすると、レンツィの家の夫の姿が町から見なくなります。これを不思議に思った近所の人たちが彼女に問いかけます。その問いに彼女は「夫は愛人を作って村を出ました。愛人と共に外国に行ったので、もう二度と合わないでしょう。」と返答します。

レンツィの家は派手好きで喧嘩が絶えなかったため、近隣住民は納得し、彼女を慰めます。しかし、彼女はすぐに年下の男性と再婚を果たしますが、その男性も数ヶ月すると姿を消してしまいます。その理由も前回と同じく、相手が愛人を作って逃げたということでした。

住民たちは呆れはしましたが、相手の男性の浮気癖は有名だったことから、レンツィの説明に怪しむ人はいませんでした。

その後、レンツィは次から次へと恋人を作り、家の中に連れ込むようになります。しかしその都度、新しい恋人が彼女の家に入っては消えるという現象が続きます。恋人たちは村とは関係のない土地の人間だったため、誰も怪しむ者はいませんでした。

35体の遺体

そんな状態がしばらく続いた頃、地元の名士が忽然と蒸発したことから事態は一変します。その男性の失踪に捜索願が出され、警察が動き出します。するとレンツィが男性の恋人であることが発覚し、警察が彼女の家の捜査に乗り出します。

警察がレンツィの家の地下を調べると、そこには大量の棺とこれまでの恋人たちの遺体が発見されます。彼女はこれまでの男性たちを殺し、棺の中に納めていたのです。棺の数は35個にもおよび、32個がこれまでの恋人たちでした。また愛人を作って逃亡したと話していた2人の夫と、ひとり息子までが棺に納められた状態で発見されました。

ベラ・レンツィは逮捕され、警察の取り調べを受けます。殺人の動機は「夫や恋人の浮気を防ぐためで、自分のものにしたかった」という独りよがりなものでした。そして、息子は地下の棺を見られ、警察に通報しようとしたため殺害に至ったと証言します。

執着心

35個の棺にはそれぞれに、納めた遺体の名前と年齢が刻まれていました。レンツィは毎夜のように地下に降りて遺体を観賞して悦に入っていたようです。男たちが完全に自分のものになったことを喜んでいたのかもしれません。

彼女は純粋に男性たちを愛していましたが、浮気されるかもしれないという恐怖心が彼女を殺人に駆り立てたのかもしれません。男性に異常なまでに執着したベラ・レンツィは有罪判決が下り、終身刑が言い渡されました。

彼女が逮捕された際、警察に語った言葉があります。「私を抱いた腕で別の女を抱くのではないかと思うと、たまらなかった」と言い残しています。愛する人への執着心は、ほどほどがよろしいようです。

参考サイト:
怪事件・怪人物
スポンサーリンク
スポンサーリンク