【実話怪談】学校で噂される怪談「倉庫裏の壁のシミ」(1/2)

実話怪談 学校 事故 自殺 幽霊

画像:Tomash Devenishek on flickr

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これは私が小学校の時の話です。90年代初め頃、日本ではバブルが崩壊し、景気が悪化しはじめます。当時の私はそのような事情を知りませんでしたが、父親の様子がおかしかった雰囲気は子供ながらに感じていました。

それまでの私は一等地で暮らし、都内の学校にも通っていました。両親からは「事情があって地方に移り住むことになった、学校も転校する」と聞かされただけでした。これまで仲良しだった友達とも別れ、私はこれまで聞いたこともない地方の街に移り住むことになったのです。

転校先の学校は山々に囲まれた場所でした。生徒や教師も都会の雰囲気はなく、私一人が浮いているように感じられました。それでもクラスの子供たちは見慣れぬ都会の子供に興味があったようで、私は彼らに受け入れられたようでした。

ある日、クラスのリーダー的存在の男の子が、面白いものを見せてやると言ってきました。彼とは仲が良かったので、私は彼に連れられて校庭の倉庫裏まで付いていきました。到着すると、彼は斜め上の倉庫の壁を指さします。そこには奇妙な形をしたシミが浮かび上がっていました。
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