ヨーロッパ王家の紋章に描かれるグリフォン!!黄金の守護神!?

ヨーロッパ 紋章 グリフォン 守護神

画像:garlandcannon on flickr

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ライオンの胴体に鷲の頭部と翼を融合させた力強い印象のグリフォンは、はじめ人間を襲う怪鳥として扱われていました。しかし中世以降、評価は一変し、王族貴族たちはこぞって家の紋章として使い始めます。

そこにはキリスト教の影響がありました。キリスト教では、ライオンと鷲は聖なる動物として扱われます。ヨーロッパの王族貴族たちは、その教えから家の紋章にグリフォンを描くようになったのです。現在では、「王」や「知識」を象徴する神獣として扱われています。

グリフォンの起源は紀元前4千年からはじまる古代オリエント(現在の中東で興った古代文明)とされ、実在する怪鳥として記述が残されています。またギリシャ神話に登場するゼウスの馬車を引く神獣がグリフォンとする見方もありますが、容姿が少し異なるため異論もあります。

グリフォンは金鉱の地に棲みつくとされ、黄金の守護神という伝説も残されています。黄金に目のくらんだ人間たちが鉱山に近づくと、グリフォンは容赦なく攻撃します。彼らとの間で日々激しい争いが繰り広げられたと伝わります。

ちなみに、人間を罪に導くとされる「七つの大罪」では、「傲慢」を象徴する動物にグリフォンを挙げています。
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