マリファナ合法化で政府が得られる11のメリット

ドラッグ 大麻 合法化 マリファナ
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2015/06/02
トリビア

なぜヨーロッパではソフトドラッグに寛容なのか

ヨーロッパはおかしな国が集まっている。ヨーロッパの国々では日常的にマリファナを使用している。イギリスの国会議員の半数以上が「過去のマリファナを吸ったことがあるか?」というアンケートにYESと答えている。日本でこんなことが明るみに出たらエライことになると思うのだが、イギリスではマリファナなどのソフトドラッグの規制を緩めた。ドイツにおいても今のソフトドラッグにおける潮流は寛容方向である。

なぜ、麻薬を容認するのか?そのことを考えるにはオランダに目を向けるとよい。オランダのアムステルダムではマリファナが合法である。観光客はコーヒーショップで実際にマリファナを購入できるし、店内でそれを喫煙することもできる。日本(もしくはアジア)から見ればよくもまあ突拍子もない法律を作ったもんだ、となる。日本ではマリファナの所持、使用などは重罪だし、シンガポールを始めアジアのかなりの国では死刑になる。ヨーロッパとアジアのこの温度差はなんなのか?

オランダがマリファナを合法化したのにはもちろん理由と目論見があった。一番の理由は、ハードドラッグの取り締まりの強化である。ハードドラッグはコカインやヘロイン、覚せい剤などを指す。オランダは蔓延するドラッグの取り締まりを強化する為にこう考えた。ソフトもハードも取り締まることで、すべてが地下に潜ってしまい捜査の手が届きにくくなるよりは、ソフトを合法化して政府のコントロール化に置き、その分ハードを厳しく取り締まる。オランダの狙いは的中し、ハードドラッグの蔓延が減少した。合法化されたソフトドラッグの使用率も減少するというおまけ付きである。

この視点で話をすると、国はいかにも国民の健康の為にソフトドラッグの規制を緩めたように見える。だが、ここには莫大な利権が見え隠れしている。なぜヨーロッパでソフトドラッグの規制を緩めるのか、旧東ドイツのザクセンアンハルト州の地元紙に面白い記事がある。「大麻の合法化で得られる11のメリット」という記事である。

01.マリファナに税をかける

国の管理下に置かれるということは税金がかかるということ。酒、タバコに匹敵する税収入が見込めるのは政府にとって大きなメリットである。

02.マリファナが観光の目玉となる

オランダがまさにこれを目指した。実際にアムステルダムに住む地元の人はあまりマリファナを使用しない。もっぱら海外からの観光客が使用する。

03.警察の取締りの負担を軽減する

警察はハードドラッグのみに注目すればよく、捜査の負担が軽減される。

04.ソフトドラッグの裁判がなくなる

裁判所もかなり負担が軽減される

05.雇用が増える

マリファナにより何もなかったところが観光地として注目を浴びれば、それだけ雇用も増えて都市の活性化につながる。また、マリファナの製造や販売などにも人が必要になる。

06.学校からマリファナが消える

人間とは不思議なもので、違法であるから面白いと感じるところがある。違法の時は学校でのマリファナ喫煙が問題になっていたにもかかわらず、合法化とともにその数は減少した。

07.マリファナ栽培で街の活性化が図れる

新たな産業資源ととられると大きな可能性を秘めている。

08.教育機関への資金流入が見込める

都市が活性化すれば教育機関への充実した資金を流して、未来を背負う若者へ適正な教育を平等に受けさせることができる。

09.芸術家が集まる

ボブ・マーリー的な人たちが集まるのを期待か?

10.出生率が増える

人が増えれば出生率も増える。

11.経済が潤う

結果として経済が潤う。

観光地としてある程度活性化するところまではわかるが、そう甘くないことはアムステルダムを見れば分かる通りである。ただし、今このマリファナにぶら下がる金の匂いを嗅ぎつけている国がある。アメリカである。

今、アメリカではマリファナの規制緩和が盛んである。最近、瓶入りのマリファナ入りコーピーがニューヨークで販売された。その名も「Legal(合法)」
画像: nikkan-spa.jp

すでにワシントンとコロラド州では嗜好品としてのマリファナは合法になっている。確かにアメリカではガンなどの重病患者の闘病の苦痛を和らげる目的でマリファナが医師の指導のもと処方されることがある。ただし、近年のアメリカでの急激なマリファナ容認への潮流は、冷えきったアメリカ経済の新たな活性剤としての期待があるような気がしてならない。