今度こそ解決なるか?切り裂きジャック事件に新たな真容疑者浮上!

イギリス 切り裂きジャック 真犯人
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2015/08/10
超常現象・怪奇事件
画像: tvgroove
1888年にイギリスで起こった娼婦ばかりを狙った猟奇殺人事件、通称「切り裂きジャック」事件は、未だに真相を解明しようと、世界中のリッパロロジスト(切り裂きジャック研究家)を熱くさせている未解決事件です。
 
切り裂きジャックは5人もの人々を殺害した
画像:Express

2014年には、被害者の一人キャサリン・エドウッズの遺体のそばにあったショールと、被疑者の子孫のDNA鑑定が行われました。それにより、ユダヤ系理髪師で、事件当時、容疑者として一度逮捕されたアーロン・コスミンスキー(当時は証拠不十分で不起訴)が犯人だった、という衝撃的な説がスクープされましたが、その後すぐにDNA鑑定に誤りが見つかり、事件は再び白紙に戻りました。
 
1888年9月8日に殺害されたアニー・チャップマンの死体の画像
画像:Express

ところが、最近になって新たに犯人とされる人物が浮かび上がりました。事件の最後の犠牲者となったメアリー・ジェイン・ケリーは、切り裂きジャック被害者の中で、最も酷い殺され方をした被害者ですが、なんと彼女の元夫でジャーナリストであったフランシス・シュプルツハイム・クレイグが切り裂きジャックだった、と主張する人物が現れたのです。
その人物は、最後の被害者メアリーの親戚に当たるとされる、元外科医のウェストン・デイビス。彼の著書の中で、「嫉妬深いメアリーの元夫フランシスが、彼女の殺害をカモフラージュするために、ほかの事件も引き起こしたのだ」と主張しています。
 
切り裂きジャックは数々の紙面を賑わせました
画像:Express

メアリーの元夫フランシスは統合失調症を患っており、1885年に二人は結婚したものの、その結婚は数ヶ月間しか続かなかったようです。ウェストンの主張では、自分のもとを去ったメアリーに深い恨みを抱いたフランシスは、入念な計画を立ててメアリーと同業種の娼婦たちを次々と殺害し、事件を謎の連続殺人鬼の仕業に仕立て上げたというのです。

ウェストンは4年前にイギリス国立公文書館にて、メアリーが本名のエリザベス・ウェストン・デイビスで提出した離婚届を発見しました。彼は「これが本当なら、僕らは切り裂ジャックの被害者メアリーの、唯一生存している親戚ということになる。」と述べています。

これを受けてイギリスの法務省は、メアリーの骨や歯のDNAとウェストン・デイビスと彼の実弟のDNAの検査をすることを認めました。

情況証拠も切り裂きジャックの真犯人がフランシスを指し示している、とウェストンは主張しています。すなわち、犯人が警察の動きに内通していた事実が、当時ジャーナリストとして働いていたフランシスにぴったり当てはまるのです。
 
現場の一つ、ロンドンの通り
画像:Express

確かに、5つの事件の最後の犠牲者とされるメアリーだけは、犯人の異常とも言える恨みや憎しみが表されたケースで、他の事件とは少し様子が違っているため、切り裂きジャックの模倣範の仕業ではないか、との見方もされるほどなのです。

ウェストンさんの説が正しいとすれば、犯人がメアリーを殺害後、パタリとその凶行を止め消息を絶ったことも、合点がいきます。これまで医者や貴族、画家、肉屋や理髪師など様々な人物が犯人として疑われてきましたが、今回の新容疑者は果たして本当に切り裂きジャックなのでしょうか。今後のリッパロロジストの推理に期待したいところです。

出展:Express