河童(カッパ)とは何なのか?その知られせざる生態に迫る!!

河童 妖怪 河童捕獲許可証
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2016/08/21
怪談
皆さんは河童(カッパ)をご存知でしょうか。知らない人はまずいないですよね。頭にお皿を乗せた緑色のアレですね。

昔話やアニメなど、河童(カッパ)の登場する話は多く、日本人には馴染みの深い生物ですが、その実態について深く考えたことはあまり無いのではないでしょうか。

日本が世界に誇るUMA(未確認生物)の河童(カッパ)、今回はその秘密に迫りたいと思います。

河童(カッパ)とはそもそもなに?

河童(カッパ)は、河原などの水辺に住んでいる伝説の妖怪です。一昔前の日本では目撃談も多く、たくさんの言い伝えがあります。それらのデータを総合すると以下の様な特徴が浮かび上がります。
 
  1. 体色は緑色又は赤色
  2. 体格が子供のような小柄
  3. 頭頂部に皿
  4. 顔は亀や猫のような表情
  5. 鼻と口は高く、まるで鳥の嘴のようになっている
  6. 背中に亀に似た甲羅
  7. 手足に水掻き
  8. 肛門が3つ
  9. 怪力
  10. 性格が丁寧で、必ず約束を守る
  11. 水に引きずり込む
  12. 体臭は生臭い
  13. 相撲をとりたがる
  14. 好物はキュウリ、魚、果物と水っぽいものを好む雑食性
  15. 鉄や鹿の角、猿を忌み嫌う

肛門が3つや相撲を取りたがるなど、大変ユニークな特徴を持っていますね。ちなみに、髪型のおかっぱ頭は、この河童が由来とされています。

河童(カッパ)は日本特有の妖怪とされていますが、その特徴を見てみると世界の妖精や妖怪と酷似していることがあります。例えば、フィンランドの言い伝えに登場する妖精ナッキは、人を水に引き釣りこむ特徴があったり日本の河童(カッパ)と類似点が多い、と指摘する人も居るほどです。

河童(カッパ)は2タイプに分けられる

河童(カッパ)には大きく分けて2タイプ存在すると言われています。

亀人形タイプ

全身にわたり鱗があり、頭頂にお皿が乗っている。更に手足には水掻きがついており四足歩行で歩く。一見して爬虫類などの動物に近いタイプ。

半魚人的な感じですかね。

類人猿タイプ

足には親指と、かかとがあり二足歩行が可能。全身は毛で覆われており頭頂が凹んでいる。この凹みに水を貯めており、水がなくなると衰弱、最悪の場合は死んでしまうとされている。

背中には甲羅ではなく蓑を背負っている場合もあるようです。

水がなくなると衰弱する、というのは我々が知っている河童(カッパ)の特徴そのものですね。
 

河童の知られざる
トリビア#01

大人を超す怪力の持ち主である河童は相撲が好きでよく子供を勝負に誘いこむ。もし負けてしまったらその子供のお尻から尻小玉を抜かれる。

尻子玉は肛門近くにあるとされていた架空の臓器で、抜かれると「腑抜け」になるとされています。抜いた尻小玉は河童自身が食べてしまったり、竜王様に税金として納めます。

河童の知られざる
トリビア#02

河童は水神やその憑代(よりしろ)なのではないかとの説がある。

きゅうりは昔、水神の憑代とされていました。河童のきゅうり好きの理由はここにあると言われています。

河童を捕まえる免許

柳田國男氏が著作した『遠野物語』によりますと、カッパ淵には河童が多く住んでおり沢山の人々を驚かしていたという話や、常堅寺が火事にあった際、河童が火消しをしてくれたという言い伝えがあります。

その遠野物語で有名な岩手県遠野市では、なんと河童の捕獲に必要な許可証「河童捕獲許可証」というものを発行しております。

入手方法は、2通り。

遠野市観光協会で発行しているものは、岩手県遠野市に足を運ばなくてはなりません。1枚約800円となります。またインターネットからも購入できまして、1枚約200円で発行しているようです。

ちなみに裏面には捕獲7か条が記されております。
  1. カッパは生捕りにし、傷をつけないで捕まえること
  2. 頭の皿を傷つけず、皿の中の水をこぼさないで捕まえること
  3. 捕獲場所は、カッパ淵に限ること
  4. 捕まえるカッパは、真っ赤な顔と大きな口であること
  5. 金具を使った道具でカッパを捕まえないこと
  6. 餌は新鮮な野菜を使って捕まえること。
  7. 捕まえたときには、観光協会の承認を得ること

ちなみに許可証がなく無断で河童を釣ったり、捕獲する行為は禁止されていますので、ちゃんと許可証を発行の上、7か条を守り河童を捕獲するよう心掛けましょう。


参考URL
youkaiwiki.com
ja.wikipedia.org
宗教と霊性 著者: 鎌田東二
donaiyanen.com
tonojikan.shop-pro.jp
guide.travel.co.jp
dic.nicovideo.jp
kappapedia.blogspot.jp