【実話怪談】祟りは本当にある!!遺跡調査から発見されたものとは!?

遺跡調査 狸穴 武家屋敷 石室
20,725 views
2017/01/16
怪談
これはSさんが体験した話です。

今から20年以上前、東京都のM区では再開発が盛んに行われていました。

取り壊した古い建物から稀に遺跡が出土されるそうです。文化財保護のため、一定期間は発掘の対象となります。

Sさんは、発掘調査の指揮を執る現場監督でした。
東京M区にある古いお寺も再開発の対象となっていました。

そこから江戸時代の武家屋敷跡の遺跡が発見されました。

江戸時代の武家屋敷は通常、狸穴(まみあな)と呼ばれる生活ゴミを廃棄するための竪穴が庭にあるのですが、ここでも狸穴が見つかりました。

狸穴から発見されるのは、割れた茶碗の欠片や魚の骨などですが、稀に貴重な文化財が完璧な形で残っている場合もあるようで慎重に調査されます。

しかし、発見されたものは人骨でした。

​それも、10や20ではきかない程の多数の人間の頭蓋骨が出てきました。
 
出典:ミイラ珍スポ訪問録

狸穴は、頭から下の骨は見つからないことから無礼打ちで刎ねた首を放り込む首穴だったのです。

その他にも、地下の石室から、身にまとった衣服から身分の高い方と推測できる「姫君」の遺体が見つかりました。

石室はほぼ密閉状態で、足首ぐらいの高さまで冷たい地下水で満たされていたため、低温無菌状態が保たれていました。

Sさんの話では、姫君の遺体はこれ以上ないほどの保存状態だったと語っています。

やがて、発掘に携わる人たちの中で、病気や事故で本人や家族が亡くなる不幸が起こりました。

そればかりでなく、調査中に行方不明になる調査員も続出し、怪我や身内の死も合わせると数人にのぼりました。

短期間で同じ現場の人間に立て続けに不幸が起ったため、現場では「祟り」という言葉が囁かれるようになりました。

しかし、祟りを恐れて中止するわけにもいかず、そのまま残された期間を使い調査を続行し、なんとか完了したそうです。

このお寺の調査を最後にSさんは現場から退き事務担当になりました。

「信じるかはその人次第だけどね、俺は祟りは本当にあると思う…」

Sさんは調査期間の終了間際に突然脳腫瘍となり、手術で一命を取り留めたものの後遺症で片足の麻痺が残ってしまったそうです。

「祟りは本当にあるんだよ」

そう念を押すように言ったSさんの声を、今でもはっきりと覚えています。