【実話怪談】双子のシンクロニシティ!?夏休みの海辺で起こった不思議な体験!!

スピリチュアル シンクロニシティ 海辺
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怪談
画像: SubtlePanda on flickr
これは、十数年前の私と双子の子供たちの身に起こった不思議な話です。

私は、結婚からしばらくした後に双子の姉妹を出産しました。夫は、商社に勤めており、帰りは毎日終電という多忙を極めていました。生活は安定しながら私も主婦に専念して双子を育てていました。

姉妹は健やかに成長しました。それと共に性格の違いもはっきり表れてきました。二人の意見が衝突して、喧嘩になることもありますが、他愛無いことです。家族4人の生活は、私には申し分ないほど幸せでした。

そんな、ある夏の日に事件が起こりました。双子が小学校に上がってまもなくの夏休みのことです。私が実家に双子を連れて帰省しました。夫は仕事の都合から同行しませんでした。

私の出身は海に面した沿岸地方でした。実家は海の目の前でした。綺麗な海と白い浜辺で小さい頃から遊んでいました。この界隈では夏になると家族連れ、サーファー、学生、恋人たちなど様々な観光客が訪れました。

私達3人は、実家に挨拶して荷物を置いてから早々に浜辺に向かいました。双子はお揃いの水着を着用して海に飛び込みました。私は、浜辺で2人を見守りながらも心地よい太陽の日差しを受けてうとうとと眠り込んでしまいました。
ハッと起き上がった時には夕刻の時刻でした。私は急いで2人を探しました。姉はすぐに見つかったのですが、妹の姿はありませんでした。妹の名を叫んでも返事はありません。姉に聞いてもわからないというのです。妹は迷子の預り所にもいませんでした。

大変なことをしてしまったと思った私はすぐに実家の母に知らせ、警察や地元青年団、そして夫に連絡を入れました。この時期に迷子はよくあることとはいえ、誘拐や連れ去りの可能性もあったからです。

監視員の話では、海で溺れそうな事故は起きていないといいます。その日は、比較的静かな海で、波もそれほど無かったいいます。辺りで事故とみられるような怪しい場面はありませんでした。

周りが暗くなり始めた頃、警察や地元青年団の捜索が始まりました。姉を実家の母に預けて、私は妹の名を叫び続けました。しかし、どこを探しても妹は見つかりません。

夜はますます深くなり、沖は闇で真っ暗です。私も、周りの大人たちも溺れたのではないかという考えが、頭を過ぎりました。やがて海の捜索がはじまりました。私はパニックに陥り泣け叫びました。

警察は、私が気が混乱しているからと言って、一先ず家の方で休むことを勧めました。家には私の父母が心配そうな顔でいました。遅い時間だったため姉は布団の中で眠っていました。

私は姉のすぐ横で身体を休めました。しかし、落ち着くことなどできません。妹の行方がわからない状況では、私には泣くことしかできませんでした。暗い部屋では、隣に姉を寝かせて、私は涙を流していました。

私の泣き声に目が覚めたのか、姉が私に近づいてきました。私は何も言わず、姉を抱きかかえました。すると姉はボソッと私の耳元で囁いたのです。

「大きな木の下に妹はいるよ。泣いて寂しがっているから早く行ってあげて」

私は、ハッと顔を上げて見ると姉は寝ていました。今喋ったとは思えないと思いながらも頭をめぐらしました。ここから少し離れた森の中の御神社に神木があり、かなり大きな木がありました。子供の足でいけない距離ではないが、その場所は誰も探していませんでした。

私はすぐに神社の御神木に向かいました。するとそこに妹が身体を縮めていました。妹は生きていたのです。

後に話を聞いてみると妹は一旦家に帰ろうと思いながら陸に上がりましたが、道に迷ってしまい歩き疲れたところが神社の御神木だったといいます。

私は、警察や到着した夫から注意を受けて事なきを終えました。しかし、なぜ姉は妹の場所がわかったのでしょうか。あとで姉に聞いても覚えていないと言います。妹の思いが姉にシンクして通じたのでしょうか。それとも私の聞き間違いで、偶然が重なっただけなのかもしれませんが、真相はわかりません。

今でも謎ですが、その後双子の大きく成長しています。あの時の騒動が嘘のようです。

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