稲川淳二の怪談「生き人形」!?スタジオで起こった怪奇現象とは!?

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怪談
画像: Doug Bowman on flickr
夏といえば怪談だ。怪談といえば、稲川淳二を思い浮かべる人もいるのではないだろうか。その独特の語りに引き込まれるファンは多いという。そんな稲川さんの怪談の中で特に恐ろしいと言われる怪談が「生き人形」の話だ。

稲川さんの「生き人形」の怪談には様々な伝説がある。今では稲川さんもテレビ等でその発言は控えているが、80年代にはテレビで怪談を披露し、実際に生き人形をスタジオに持ってきたこともある。

しかし、スタジオ内は異様な雰囲気に包まれ、あり得ないことが次々に起こった。今でもそのエピソードは伝説的な怪奇現象として語られているらしい。今回は、生き人形にまつわる話とスタジオで起こった怪奇現象について紹介する。

生き人形

ある日、稲川さんの知り合いの人形師と人形を使った舞台をやることになった。稲川さんは座長として依頼を承諾する。舞台に使う人形は身長125センチ、体重8キロ、和服を着たおかっぱ頭の白い肌の少女の人形だった。稲川さんは人形から嫌な予感を感じた。そしてその予感は的中した。

舞台の準備がはじまると怪奇現象は起こった。その舞台作家の家は全焼し、出演者やスタッフは謎の怪我に見舞われた。最後には稲川さん以外全員が倒れてしまう事態にまで発展した。

また舞台でも謎の怪奇現象は起こった。舞台に使うタンスはなぜか中に水が溜まったり、小道具である動くはずの棺桶が動かなくなるという珍事が発生した。このように演者から小道具まで舞台に携わったものが次々と怪奇現象に見舞われ、遂に舞台公演は続行不可能となった。

怪奇現象は続く

しばらくすると稲川さんのもとにこの舞台中止となった出来事をテレビ番組で紹介する企画が持ち上がった。はじめ乗り気ではなかった稲川さんもスタッフに押されて番組出演を承諾した。しかし、ここでも謎の怪奇現象は続いた。

まず番組スタッフに奇妙な出来事が続発する。ディレクターの奥様が首から上が腫れ上がる奇妙な病気に罹り、スタッフの息子が交通事故に遭う、番組の構成作家の犬が病気になるなど関係者に不幸が続いた。

番組内での怪奇現象

怪奇現象はそれだけでは収まらなかった。稲川さんと人形師とその人形が出演する番組内でも怪奇現象は起こった。

番組の始まる前にスタッフとの打ち合わせが行われた。番組収録を控えたスタジオの舞台裏では、奇妙な音が発生した。それは周りのスタッフや音声さんの手違いではない。明らかにおかしい音がスタジオ内から響いてきたのだ。

番組収録は異様な雰囲気に包まれながらスタートした。奇妙な音は収まらなかった。それどころか生放送の番組内で視聴者からの電話で男の子の幽霊が映り込んでいるという連絡が入った。

男の子の幽霊は人形を座らせている椅子の下に見られたというのだ。これは視聴者だけでなく、スタッフなどの番組関係者も目撃している。この男の子は演者でもなく、紛れ込んだ部外者でもない。この男の子は、人形が引き寄せた幽霊と言われている。

人形に集まる幽霊

番組に出演していた霊媒師の話では、「この人形は生きている」と明言する。それも多数の怨念が憑いていると言う。さらに霊媒師は、その中に戦時中の東京で空襲にあった少女の霊がいるという。その少女の怨念が一番強いことも明かした。

その時、稲川さんには思い当たる節があった。ある時、人形をトラックに積んで道路を走らせているとフロントガラスに映る運転手の姿が別人であったことがある。それは戦争中の兵隊っぽい顔でもあったのだ。それは人形が引き寄せた多数の怨念のひとつだったのかもしれない。

「生き人形」の話がすべて真実とは思えませんが、稲川淳二を語るうえで外すことのできない怪談であることは間違いない。

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