不可能とされたヴォイニッチ手稿の謎が遂に解けた!?世界が驚愕した内容とは!!

ヴォイニッチ手稿 古文書 ウィルフリッド・ヴォイニッチ ニコラス・ギブズ
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2017/09/11
超常現象・怪奇事件

ヴォイニッチ手稿

奇妙な挿絵と解読不能な文字が記載されているヴォイニッチ手稿は、謎の古文書(写本)として世界中で語られてきました。1912年、イタリアの古文書収集家ウィルフリッド・ヴォイニッチに発見され、彼の名にちなんで名付けられたこの古文書は長きに渡って研究者を悩ませてきました。

特に研究者を悩ませたのは描かれている多数の挿絵でした。色彩豊かな草花の植物だけに止まらず、星占術に使われる星座、浴槽に浸る裸体の女性たち、人体図から難解な幾何学的な図形まで描かれていました。書かれた内容もその目的も知ることはできません。

しかし、2017年に入ってイギリスの文献専門家が、ヴォイニッチ手稿の解読に成功したというのです。遂に謎が解明されたヴォイニッチ手稿に書かれていた内容に世界中が愕然とします。それは、女性を救うために書かれた古文書だったのです。

医学書

今回の解読に成功したのは、イギリス中世の文献などを専門に扱うニコラス・ギブズ氏です。彼曰くヴォイニッチ手稿は、婦人病に関する治療法をまとめた古文書だというのです。彼はヴォイニッチ手稿を如何にして解読したのでしょうか。

まず、解読不可能とされていた文字はラテン語だと判明します。彼は中世の石板や墓石に刻まれたラテン語文字を当てはめて解読を試みたようです。するとヴォイニッチ手稿に記されていた文字は、ラテン語の変種と略語で記されていることがわかりました。

これまでの研究者は、ヴォイニッチ手稿の文字には何かを隠すための暗号と考えられてきました。暗号のエキスパートが挑んだこともありましたが、解読には至りませんでした。中世の歴史と文献を知らなければ解読は不可能だからです。

今回の解読に成功したニコラス・ギブズ氏は中世に専門家です。解読には3年の月日を掛けました。文字が人為的なラテン語の略語や変種であれば解読は容易なことではありません。文字が解読できればそこに描かれている挿絵も理解できます。

ニコラス・ギブズ氏は挿絵にも言及しています。ヴォイニッチ手稿は医学書ではあるが、それを一般にわかりやすく説明するために挿絵を使ったというのです。

挿絵にある草花は、病気に効く薬草の種類と薬の作り方を説明しています。星座は月経の周期もしくは身体運動について記載されているようです。浴槽に浸る女性たちは入浴時の健康法やマッサージを表しています。また図形は様々な病気やその症状の状態・治療法を事細かに描いたものでした。

これからわかるようにヴォイニッチ手稿は、中世ヨーロッパで流行していたであろう婦人病の医学書とうわけです。ただし、当時の医学書には迷信や真偽の不明なものもあるため、万能とはいかなかったようです。