人類に残された時間はあと100年!?ホーキング博士の未来構想とは!?

スティーヴン・ホーキング スペースコロニー スタンフォード・トーラス テラフォーミング
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トリビア
画像: Kevin Gill on flickr
イギリスのスティーヴン・ホーキング氏(75)は、ブラックホールや宇宙の成り立ちについて研究する有名な物理学者です。若き日に筋肉が萎縮する病気を発症してからは車椅子で研究を行っています。その経緯からホーキング氏は「車椅子の物理学者」と呼ばれています。

世界でも有名なホーキング氏が、近年の取材で興味深い発言をして話題となります。それは、人類に残された時間はあと100年しかない、という衝撃的な発言でした。これは人類滅亡を意味しているのでしょうか。

人類滅亡

ホーキング氏は、過去に地球に大災害が発生する可能性は非常に低いことから人類の繁栄はしばらく続くと語ったそうです。しかし今回の発言は、昨今の世界情勢に鑑みて軌道修正したように思われます。地球は安心でも、人類がそれまで生き残るかは疑問ということでしょう。

問題は人類側にあります。ホーキング氏は、早く別の惑星への移住を検討するべきと提言しています。人類が滅びる危機性のある具体的な原因として、核戦争、人工ウィルス、核実験による地球温暖化などが挙げられます。加えて人工知能もホーキング氏は脅威としています。

スペースコロニー

ホーキング氏の言うように別の惑星に移住、もしくは宇宙空間に人工的な居住地(スペースコロニー)の建設を急ぐべきでしょう。では、人類がただ滅びるのを待っているかというとそうではありません。世界では宇宙開発が急がれてます。

人類が構想する未来の宇宙開発はいくつかあります。そのひとつが、スペースコロニーです。1970年代のアメリカでは、宇宙空間に巨大なスペースコロニーを造る構想が既に持ち上がっていました。人類が宇宙空間で暮らせる都市の建設計画をスペースコロニー構想といいます。

スペースコロニー構想は、数万人から数十万人が住めるといわれています。ただ人類が宇宙空間で住むだけの計画ではありません。地球と同じように人間と動植物が住める環境を再現しなければなりません。水や大気、人工的な重力も完備しなくてはならず、地球と同じ温度も保たなければなりません。

スタンフォード・トーラス

構想段階のスペースコロニーにスタンフォード・トーラスがあります。スタンフォード・トーラスとは、巨大なドーナツ型の輪の形状です。ドーナツ型の輪の中に居住区を設けて回転させることで遠心力を発生させる仕組みです。これで人工重力が作られ、足を付けるわけです。

しかし、大気、気圧、温度など諸問題は多くあります。また農地や都市など人口が密集するスペースコロニーで可能か疑問が残ります。

テラフォーミング

他にも宇宙開発でいわれているのが、テラフォーミングです。テラフォーミングとは、人為的に他の惑星の環境を変え、人類が住めるように改造する計画です。「地球化」、「惑星地球化計画」とも呼ばれています。

テラフォーミングに挙げられる惑星は、地球とよく似た環境でなければなりません。そこで挙げられるのが火星です。火星はテラフォーミングに最適とされていますが、空気、大気、気温などの管理を人工的に作れるのか課題は山積みです。また水や二酸化炭素の十分な確保から、火星の地で地球上の動植物が生き耐え得るかわかりません。同じく人類の身体が長期の火星滞在に馴染まないとも考えられます。

まとめ

ホーキング氏の言う通り、あと100年で人類が滅亡してしまえば宇宙開発を急がなければなりません。しかし、現代の科学力ではとても100年では建設不可能のようにも思われます。振り返れば人類滅亡は、地球の自然災害や寿命によるものではなく、人類側の責任ではないでしょうか。

昨今騒がれている戦争や紛争は、人類滅亡のカウントダウンかもしれません。この先に世界的な核戦争や第三次世界大戦が無いとも限りません。その結果、人類滅亡を人類自身が早めてしまう可能性もあるわけです。

ホーキング氏は人類に警鐘を鳴らす意味で「あと100年で人類滅亡」と発言したのかもしれません。

​参考サイト:
未来スコップ
ライブドアニュース

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