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2018/01/25
トリビア
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  • スプラッター映画『スクリーム』!?虚構が現実を侵す!?

映画 スクリーム スプラッター映画 ホラー映画
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映画『スクリーム』

1996年、ホラー映画が衰退していた時期に映画『スクリーム』は制作されました。映画は、田舎町の高校生たちが、覆面を被った謎の殺人鬼に追い込まれながら、やがて事件の真相に近づく、というスプラッター映画です。

スプラッター映画とは、生々しい殺人描写が特徴とされ、残虐なシーンも色濃く演出されています。古くは『13日の金曜日』のジェイソンなどのホラー映画を指しました。しかし、お決まりの展開にスプラッター映画の人気は低迷していました。

そんな時期に制作されたのが『スクリーム』です。『スクリーム』は従来のスプラッター映画やホラー映画と一線を画していました。映画の登場人物たちは、それまでのスプラッター映画を批判しながらも、場面が進むにつれて次々とお決まりのパターンで殺されていきます。

従来までのスプラッター映画作品をオマージュ(敬意を込めて投影)する設定が、映画マニアの心をくすぐったのです。『スクリーム』は、映画を皮肉る映画、という変わり種の映画として大成功し、現在まで4作も制作されることになりました。

未成年の殺人

1997年に続編となる映画『スクリーム2』が制作されます。この映画も興行的に成功します。スプラッター映画の人気は回復しつつありましたが、思わぬ事件が世間に衝撃を与えます。

翌年の1998年に、16歳の少年と従弟の14歳の少年2人が母親を刺殺するという事件が発生しました。母親の身体を数十回にもわたって刺し続けるという異常な犯行でした。少年たちは、殺した母親の金でマスクとボイスチェンジャーを購入し、連続殺人を計画していたのです。

逮捕後、少年たちは映画『スクリーム』の影響から犯行に及んだと証言します。この事件は、スクリーム殺人事件と報道されました。スプラッター映画の残酷なシーンが少年たちに悪影響を及ぼした事例ともいえるでしょう。

まとめ

善悪の判断が難しい未成年にスプラッター映画は強烈すぎるかもしれません。しかし、現実の事件や殺人犯が、映画や小説の作品から影響を受けたとは考えられません。

スプラッター映画の悪影響というのは、犯罪者たちの勝手な言い訳であり、映画や小説に罪はありません。スプラッター映画を観たからといって、すべての人が犯罪に手を染めるわけではないのですから。

殺人を犯すという人は、限られた少数派なのです。
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