【世界の都市伝説】見つからない花嫁の姿!終わらないかくれんぼ

アメリカ かくれんぼ 花嫁 怪談話
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怪談
画像: Francisco Osorio on flickr
これは欧米に伝わる花嫁の都市伝説です。

ある女性が結婚することになりました。彼女は普通の女性より少し痩せた身体でしたが、活発な女性でした。家族仲も非常に良好だったため、彼女の希望で自分の生まれ育った家の裏庭で結婚式を挙げることを提案します。この提案に家族と相手は大賛成します。

昔から仲の良かった友達や親族を迎え、結婚式は大々的に執り行われました。親しい友人と素敵な花婿に囲まれ、彼女は幸せの絶頂を迎えます。

結婚式が終わった後、裏庭では集まった招待客を交えてパーティーが催されました。招待客には老若男女様々な人々が行き交ったいました。その中には、親族の子供たちもいました。

子供たちはおアーティーに飽きて裏庭を駆け回っています。それを観た彼女は、子供たちにかくれんぼの遊びを持ち掛けます。活発な彼女は、子供たちと遊ぶのも大好きでした。主役が席を立つのに難色を示した花婿でしたが、一回だけの条件で彼女はかくれんぼに加わります。

彼女は隠れる役となり、絶対に見つからない場所を探します。彼女の衣装は目立つため外に隠れるわけにはいきません。彼女は、家のなか、屋根裏部屋、押し入れなどに隠れることを考えますが、どれもピンときませんでした。そこで彼女は、絶対に見つからない秘密の場所に隠れることにしました。

その後、かくれんぼの探し役の子供がいくら探しても彼女は見つからず、諦めてしまいました。かくれんぼに参加した子供たちは、彼女の存在を忘れて、他の遊びをはじめてしまったのです。そのことを知らずに彼女は隠れ続けます。

パーティーが終わる頃になって家族、招待客たちは彼女がいない事態に気付きます。子供たちの話から彼女がまだ隠れていると考えて、家の中にいるであろう彼女に向かって呼びかけます。残った大人たち全員で探しますが、彼女は出てきません。
夜が更けても彼女が見つからないことに焦りを感じた花婿や家族は、招待客を帰したのち、徹底的に家の中を捜しました。家のなか、屋根裏部屋、押し入れなど彼女が隠れそうな場所をすべて探しましたが、一向に見つかりません。

遂に警察に連絡を入れる事態にまで発展しました。大人たちがパーティーに夢中になっている間、彼女は何者かに誘拐されたのではないかと考えたのです。警察は、自宅から不審な人物が出入りしたと考えて捜査します。

しかし、それでも何の手掛かりもありませんでした。家族と花婿は、警察に捜索願を出し、彼女が発見されることを願いましたが、叶いませんでした。彼女は忽然と姿を消してしまったのです。

数年後、彼女の母親が病のため亡くなります。父親は、娘の失踪と妻に先立たれたショックで落ち込みます。悲しみに耐えるため、屋根裏部屋にあった家族の懐かしい品々を探すことにしました。屋根裏部屋は彼女の失踪後に皆や警察と一緒に探したためガラクタ類が散らばっている状態でした。

父親も彼女が失踪した当日にここを捜索した後、訪れることはありませんでした。亡くなった母親も腰を痛めていたため、屋根裏部屋には近づきませんでした。

改めて屋根裏部屋に入るとガラクタ類が埃をかぶって散らかっていました。父親は家族の写真や娘の子供時代のおもちゃが入った旅行用の大きいトランクを引っ張り出します。父親がトランクを開けると中から白骨化した娘が出てきました。

彼女は誘拐されたわけではなく、ずっとトランクの中に隠れていたのです。あの日、彼女は屋根裏部屋のトランクの中に隠れました。細身の彼女ならギリギリに納まり、トランクを閉じると鍵が掛かってしまい出られなくなりました。

慌てた彼女は、叫びもがきますが、屋根裏部屋では声は届きませんでした。また狭いトランクの中で無理な姿勢で暴れたため、首の骨を折って死んでしまったのです。その後、誰にも気付かれず、彼女は白骨化していったのです。

当日の父親はトランクの中身が放り出されているのに気づいていましたが、誰かがトランクを開けて調べたと思い込んでいたのです。まさか自分の娘がトランクの中に隠れて死んでいるとは思いもしなかったのでしょう。

これは欧米の都市伝説です。結婚に浮かれる花嫁を戒めるため、古くから伝わる物語です。

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