撮影中に首が吹っ飛んだ!トワイライト・ゾーン

映画 トワイライト・ゾーン ヴィック・モロー スティーブン・スピルバーグ
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2018/04/16
超常現象・怪奇事件
1959年からアメリカで放送されていたSFテレビドラマ『トワイライト・ゾーン』。高視聴率をマークした人気テレビドラマは、ドラマの世界観を基に、当時の若手監督4人を起用したオムニバス映画『トワイライトゾーン/超次元の体験』として1983年に公開されました。

オムニバス映画とは、独立したいくつかの話を一つの映画にまとめる構成をいいます。映画では、4つの話ごとにそれぞれの若手監督が指揮を執りました。監督は、当時注目されていたジョン・ランディス、スティーブン・スピルバーグ、ジョー・ダンテ、ジョージ・ミラーです。

ジョン・ランディスが監督を担当した第1話の撮影中に事故が起こります。主人公を演じた俳優ヴィック・モローと2人の子役がヘリコプターの落下事故に巻き込まれ、死亡する大事故が発生します。
ヴィック・モロー演じる主人公は、ベトナム帰還兵であり、人種差別主義者になることで自身のプライドを保とうとするベトナム帰還兵です。これはドラマ版の、偏見に囚われた人間がトワイライト・ゾーンに落ち込む、という設定を受け継ぐ形となっています。

ベトナム帰還兵の主人公は、過去の戦場にタイムスリップし、今度は差別される側の立場からベトナム人の子どもたちを戦火から救い、自分も後悔の念から解放されていきます。ベトナム帰還兵の設定は、1982年に公開された、スタローン演じるベトナム帰還兵の物語『ランボー』の影響によるものでしょう。

事故は、映画のクライマックスであるベトナム戦争シーンで起こりました。撮影現場は、ロサンゼルス北80キロの砂漠です。臨場感を出すために上空に本物のヘリコプターを飛ばし、模擬の爆弾を爆発させます。すると爆風がヘリコプターに直撃し、バランスを崩し落下します。

落下近くに待機していた主演のヴィック・モローと2人の子役が機体に巻き込まれて死亡します。噂では、ヘリコプターのローター(回転翼)でヴィック・モローの首が飛んだといわれていますが、真実はわかりません。

不幸な事故のため、映画ではラストシーンが変更され、無事に公開されましたが、監督のジョン・ランディスは、精神的な傷を負い、ショックを引きずったとも言われています。

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