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2018/05/15
都市伝説
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  • 【世界の都市伝説】絶対に逆らってはいけない!!『幽霊馬車』

イギリス アフリカ 幽霊馬車 ビューフォートウエスト
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「なんだお前は!失礼な奴だ!どこへ行くつもりだ!!」

怒りを露わに、相手に呼びかけます。すると対向から来た馬車の乗員が、振り向きながら低い声で答えました。

「地獄だよ」

馬車の乗員は男性でした。すると、そう答えた相手は、10匹以上の馬と共に姿を消してしまいました。男たちは呆然とするしかありませんでした。どうすることもできなかった男たちは、馬車を元に戻してビューフォートウエストに向かうことにしました。

数日後、いきなり現れたあの奇妙な馬車に怒声を挙げた仲間の一人が、馬車ごと崖の下から遺体となって発見されました。現場には馬に押しつぶされて死んだ仲間の遺体と、破壊された車の無残な姿がありました。

残された仲間の男たちは、あの奇妙な馬車に声をかけたために、仲間が犠牲になったことを悟りました。謎の馬車に乗っていた男の言う通り、仲間は地獄へと連れていかれたのです。その後、南アフリカでは、突然現れる謎の馬車に怒声や逆らった態度を示すと、死んでしまうという都市伝説が広がったと言います。

この話は、1880年代後半に南アフリカで広まった都市伝説です。実は、この頃の南アフリカはイギリスに植民地として支配されていました。植民地となった南アフリカでは、イギリスに逆らうことはできません。歯向かえば死が待っていました。

『幽霊馬車』の都市伝説は、そんな混乱の時代の始まりに生まれます。旅をしていた4人は地元の住人達で、突然現れた謎の馬車とはイギリス人を指していたのではないでしょうか。この話は、正体の知れない人物、特にイギリス人に、無闇に逆らうと死の制裁を受けることを暗に物語っているのではないでしょうか。

『幽霊馬車』は、植民地という暗い時代に突入した南アフリカの人たちの悲しい都市伝説なのかもしれません。
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